教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



こんにちは。家庭教師のトライ東京本部です。

中学受験は終盤戦を迎えました。高校受験では都立高校、私立高校の推薦入試が終了、

いよいよ10日から私立高校の一般入試がスタートします。23日に都立高校は一般入試が実施されます。

 

【学年末テスト対策の準備】

1. 科目別に目標を設定 ※2週間前

「内申を上げたい科目」「現状維持の科目」に仕分けを行います。次にその目標をクリアするために必要だと

思われる学年末テストの目標点数を設定します。少し背伸びをするくらいがちょうどよいでしょう。

 

2. 提出物の計画 ※2週間前

たとえば、数学などで「ワークのページ数が指定され、まるつけとやり直しを行ったうえでテスト時に提出」

いうように提出物が課されます。提出物の評価は ①期限厳守か ②完了しているか ③中身はどうか

が主な評価ポイントです。したがって、試験前にやっつけ仕事で結局終わらなかったりすると、点数もとれず

提出物の評価も得られずと、良いことはひとつもありません。

また、テストで出題される可能性もありますから、できればテスト3日前までには終わらせて、再度やり直

くらいがおすすめです。通常、試験範囲の発表と同時に告知されることが多いのですが、

今勉強しているところが試験範囲になり、ワークもその部分は範囲になる可能性が高いので、

範囲がわからないと言わずに、少しずつ進める計画を作ると良いでしょう。

 

 

【学年末テストの位置づけ】

<中学生・高校受験あり>

中学生にとって、高校入試を有利に進めるためには「内申」を少しでも上げておく、ということが大切です。

学年末テストの頑張り次第で数字は変動します。

特に中学二年生は、『三年生になってからは内申があがる生徒は少なく、よくて現状維持、下がる生徒がいる』

ということを念頭に、今学期の学年末テストで上げられるだけ上げておきたいものです。

中学一年生は、「点数の下げ止まり」が最大のテーマです。中学三年間の定期テストの点数の推移をみますと、

一年生の初めての中間テストは平均点も高く、クラスの中で80点以上をとる生徒の数も多かったりしますが、

勉強が進み、定期テストの回数を重ねるにつれて、平均点も下がり、点数にばらつきが出ます。

 

<内部進学予定の一貫校小学生、中学生>

一昔前までは、成績が芳しくなくてもエスカレーター式に進学できる学校が比較的多く存在しました。

しかし教育の在り方に対する批判、大学の附属校内進生の学力に対する危惧があり、

求める学力をクリアさせて進学をするという流れになってきています。

順調に学校の進度に合わせて進められていれば、それほど気にする必要はないのですが、

進度が早かったり、内容を深堀りして中身の濃い授業が行われたりということがあるため、

一度躓くとなかなか戻れなくなることがあります。特に英語、数学に顕著に見られ、

テスト前の付け焼刃の暗記では結果が出なくなってしまうことがあります。

その場合は、テスト前学習もさることながら、原因の根本解決を行うことが早道です。

 

<高校生>

・指定校推薦を狙う生徒は正念場

学年の評定値が最終的に決まるテストです。5(10段階ならば9.10)の評価を得ている科目については、

油断せず学年末テストでも結果を出し、評定を守り抜いてください。

また、評定を維持する科目、上げたい科目を明確にし、戦略的に勉強を進めましょう。

 

・進級がかかっている高校生

なんとなく過ごしていても奇跡は起きません。また、「今度はがんばろう」と思っていても、

具体的にどうがんばるのかが決まっていない限りは、掛け声で終わってしまいかねません。

結果が出ていないということは、今の自分のやり方や考え方を

変えるところから取りかかる必要があるということです。

具体的かつ実行できる対策を立て、なによりも実行する仕組みを作るようにしましょう。

本人任せにせず、周囲がしっかり協力して支えてあげることが大切です。

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