2012年7月24日
東京都 大学受験を制する夏の過ごし方①
家庭教師のトライ 東京本部です。
梅雨も明け、いよいよ夏がやってきました。
ところが、気温がいきなり下がり、過ごしやすい日々が続きました。
この気温変化で体調を崩さないように気をつけましょう。
前回まで、中学受験を制する夏の過ごし方をテーマにお送りしてきました。
今回から「大学受験を制する夏の過ごし方」をテーマにお話しします。
まずは、目標を明確にすること。
志望校を決めることはもちろんですが、その大学に入学するために
センター試験では何点獲得しなければならないのか、というところまで考えましょう。
高校3年生にもなると、模試を受けることも増えているのではないでしょうか。
マーク形式でセンター対策となる模試や、記述式で二次試験対策となる模試等、
種類も複数あります。その模試の結果を「良かった」「悪かった」の一喜一憂で終わらせず、
「以前全く歯が立たなかった問題に少し太刀打ちできるようになったか?」
「間違えた箇所は前にも間違えたところではないか?」
と、結果から自分の現状をきちんと読み取りましょう。
また、センター試験で合計○点!と全体の目標を立てたら、
今度は各科目で何点を目指すのか、という中目標を立てましょう。
各科目での目標得点が決まったら、今度はそれを達成するために何が必要かを考えてください。
基礎が足りていない教科があれば、躊躇せず、前学年の内容に戻って復習してください。
基礎が身についているのであれば、応用問題で戸惑わないように多くの問題にあたって下さい。
塾に通っていない方は、自分次第で遊びに重点を置いた楽しい夏休みを過ごすこともできますし、
勉強に重点を置いた目標に向かって努力できる有意義な夏休みを過ごすこともできます。
志望大学に通う自分の姿をイメージして、勉強のモチベーションをあげ、
具体的な行動へとつなげましょう。
塾など夏期講習に通う方も、ただ通っているだけでは偏差値は上がりません。
自分がもっと得点できる得意科目、得意単元は何であるのか。
改めて基礎を確認すべき科目、単元は何であるのか。
これを見つけて対策をしなければ、夏期講習も意味がありません。
夏期講習でわからないところを見つけるよりも、さきに課題を見つけてから講習を受けて
疑問を解決する時間にしましょう。
また、過去問題に目を通し、解いてみることも勉強のモチベーションアップにつながるでしょう。
大学の二次試験は独自問題です。
その傾向に慣れるという点でももちろん、自分の基礎力を活かせるかといった確認の点でも、
過去問に触れる機会を作りましょう。
さぁ、夏の天王山がやってきます。
目標を明確にして、制覇しましょう。