教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



こんにちは。家庭教師のトライ 東京本部です。

今回も引き続き、東京都立高校入試についてお伝えします。

 

今回は、都立の人気校広尾高校を例にあげて、内申点の計算の仕方をご説明します。

 

 

<内申点を得点化する>

 

9科目の内申の合計が28のお子さまがいたとします。

(体育が4で、その他はすべて3と仮定)

 

ここから換算内申を出すために、受験科目に入っていない実技4科目合計した点数を1.3倍します。

実技科目の単純合計は13点ですので、1.3倍すると16.9点になります。

小数点は切り捨てし、16点が実技科目の換算点数になります。

 

受験科目(主要5科目)の内申は単純合計になりますので、15点

実技4科目の16点と合計すると31点となり、この点数を換算内申と呼びます。

(内申点の単純合計は素点と呼びます。)

 

次に、この換算内申を得点化します。

 

前回のブログで、学力検査(当日のテスト)の得点と内申点の合計が1,000点と書きましたが、

このテストの点数と内申点の比率は学校ごとにあらかじめ決められています

 

広尾高校の場合

当日のテストを700点満点、内申点を300点満点として合計点を算出します。

 

9科目の評定がすべて5だった場合、換算内申は51点となります。

 実技4科目(5×4×1.3)+主要5科目(5×5)=51

 

それでは先ほどのお子さまの換算内申を得点化してみましょう。

 

 31(換算内申)÷51 × 300点満点 = 182.35点

 

小数点以下は切り捨てになりますので、182点。

 

つまり、体育が4、その他はすべて3の成績のお子さまが広尾高校を受験する場合、

入試での内申点は182点となります。

 

 

次回は、自分に必要な点数を導き出す方法についてお伝えします。

 

 

家庭教師のトライ東京本部

このページのトップに戻る

東京都のブログトップページへ

全国のブログ一覧ページへ

授業料・資料請求など各種お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ

0120-555-202 受付時間:9:00~23:00(土日・祝日も受付しております)

ホームページからのお問い合わせ

資料請求はこちら