2012年10月13日
広島県 読書の秋!
広島県の小学生の皆さまこんにちは!
夏休みの宿題で読書感想文を書いた方も多いと思います。
今回は読書感想文向けと言うわけではなく、
お子様の成長の助けになる読み物を二つほどご紹介いたします。
『ユタとふしぎな仲間たち』(三浦哲郎作)
≪あらすじ≫
東北ののどかな村に、東京からの転校生「勇太(ユタ)」がやって来る。しかし、新しい環境になじめず、「大作」を始めとする村の子供達からいじめられる毎日。そんなユタを見守っていた「寅吉爺さん」はある日、村に伝わる「座敷わらし」の話をする。ユタは意を決して言い伝え通りに、満月の夜に大黒柱のある古い家に一人で泊まることに。そこへ座敷わらしが姿を現す。座敷わらしと友達になり時間を共有することで、生きたくても生きられなかった座敷わらし達の思いに触れ、ユタは少しずつたくましくなっていく。座敷わらし達と体も鍛え、村の子供達に受け入れられていくユタ。しかし、仲間ができたユタにやがて別れの時がやって来る・・・。
『うさぎとトランペット』(中沢けい作)
≪あらすじ≫
宇佐子は、転校生のミキちゃんを仲間はずれにするクラスの雰囲気に傷ついて、学校へ行けなくなった。微熱が続く夜明け、宇佐子は公園から響いてくるトランペットの音色に心惹かれる。ミキちゃんに誘われて町のウィンド・オーケストラでトランペットを習うことになった宇佐子は、きらめく音、ブラスの楽しさ、演奏する喜びを知る。音楽に解き放たれて、伸びやかな心が育っていく……。
両作品とも、中学入試に出題されたこともある作品です。
非常に読みやすい本になっていますので、
何を読むか悩まれた時は是非手に取ってみてください!