教育プランナーブログ

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こんにちは。

家庭教師のトライ茨城校です。

 

今回は、共通テストの地理の概況についてお伝えいたします。

 

 

地理B

 

平均 62.23点(昨年比+3.24点)

分量 昨年並み

難易度 昨年並み

大まかな傾向  初見資料の読解のために科目知識を必要とする問題が多い。

 

問題構成

(大問数 5 解答番号数 31)

 

1 世界の自然環境や災害 (↓の問題pickup で詳しく解説!)

2 資源と産業

3 日本の都市と人口に関する問題

4 インド・中国の地誌

5 利根川下流域の地域調査

 

 

概観 

問題の分量や構成は変化なし。設問数30に対して写真や図表などの合計数は38と昨年並みにありました。求められる知識は基本的なものが多いものの、膨大な数の地図やグラフを読み解く必要がありました。

 


問題pickup

第1問 問1は、様々な自然現象を時間・空間スケールで把握する問題が出題されました。

知識をもとに、時間スケール・空間スケールの観点から現象をとらえ、グラフ上に正しく配置する問題でした。気象現象に関する基本的な地理知識と、初見のグラフを分析する能力が求められる新傾向の問題でした。

初っ端からいきなり見たことがないタイプの問題が出題されると、動揺する人もいるかもしれません。
しかし、共通テストで出題される問題は、(一見見慣れない問題でも)すべて問題文に書いてある内容と教科書レベルの知識さえあれば解けます。また、(模試や問題集で演習を重ねた)あなたが初見の問題ということは、他の受験生の9割9分も初見であるはずです。
慌てることなく、落ち着いて問題に取り組みましょう。
解ける自信がないなら、その問題は飛ばして最後に取り組んでもいいでしょう。新傾向の問題は、従来通りの問題よりも正答率が低くなることが多いです。(マークミスには注意しましょう!)

 


来年に向けた対策方針

初見の地図やなじみの薄い指標を用いた資料から、設問の意図を正確に読み解き、その上で知識を活用する問題が多く出題されました。
「既知の知識」と「未知の資料」を結び付け、分析する力が試されます。


その他の対策方針

 

系統地理

知識の活用が大切です。学習した理論や知識を具体的な地域に当てはめて考える癖をつけましょう。

資料読解

資料問題を解いた後は解説を読み、資料からどんな情報を読み取る必要があったのかをチェックしましょう。

地誌

地域が偏らないように学習しましょう。地域内で何かを比較するときは、差が生まれた背景を考えましょう。

資料活用

資料問題を解いた後は解説を読み、資料からどんな情報を読み取る必要があったかチェックしましょう。



参考:2022年度の概況分析はこちら


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