2012年5月19日
大分県 金環日食を観察しよう
「日食」とは、月が太陽の前を横切るために、月によって太陽の一部(または全部)が隠される現象です。
太陽が月によって全部隠されることを「皆既日食」または「皆既食」と呼びます。
また、太陽のほうが月より大きく見えるために
月のまわりから太陽がはみ出して見えるときには「金環日食」と呼ばれます。
今回は日本の一部の地域でこの「金環日食」が見られます。
また、太陽の一部だけが月に隠されるときには「部分日食」と呼ばれます。
大分県では大分市役所付近での様子を例にあげると、まず、6時15分ごろに日食がスタート。
太陽の右上から欠けていきます。
そして7時25分頃に最大食。
金環日食にこそなりませんが、大変深くまで欠けた太陽を楽しみことができます。
その後、月は太陽の左下方向に抜けていき、8時46分に日食終了です。
大分県の各地で大きな違いはありませんが余裕をもって観測に臨んでください。
太陽の光は非常に強いため以下のことに注意しましょう。
1 絶対に太陽の生の光を入れない。
2 太陽観測専用のフィルターを選ぶ・正しく使う。
3 どんな安全な方法でも連続して長時間見ない。
今年度の高校入試でも出題される可能性が高いので、今回の日食について理解を深めておこう!