教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



皆さんこんにちは!

夏休みの過ごし方はいかがですか?


今回のテーマは主に受験生向きですが、「今からどのように受験対策をしていくか」を模試に焦点を当てて紹介します。

受験生がそれぞれの志望校に向けて勉強していく際、学校の定期テストだけでは成果が評価しにくいです。

なぜなら、入試は、範囲が決まっていないからです。


そこで活用をしていきたいのが、「模試」です。

模試は全国、または大分県の中で自分がどの位置にいるのか、弱点はどこなのかを判定するためにあります。

決して、結果の良し悪しに一喜一憂するためのものではありません。


例えば、トライでは「理解度確認テスト(全学年対象)」と、「大分県一斉模試(中3対象)」があります。

いずれの模試も、偏差値(平均点を基準とした相対評価)と、志望校判定、そして問題ごとの正答率が出ます。

普段生徒によく話しているのは

「現状点数と目標点数までの差を、どの問題をできるようにすることで埋めるのか」です。


例えば、正答率が80%の問題を自分が間違えていたとします。

その問題は、10人に8人が正解する問題なので、確実に獲りたい問題です。

ケアレスミスではないのだとすると、その問題や単元は、ちゃんと復習すれば取りやすいということです。

逆に、正答率10%の問題は、難関校を目指さない限り、獲れなくてもいい問題です。

つまり、正答率から、自分の弱点を知り、周りができている問題で落とさないようにする、という今後のプランがわかってきます。

やればできるところで落とす1点は、わからないところで粘る1点とは同価値ではありません。

確実に獲れるところを獲る!という姿勢は、入試においては不可欠です。

「うっかりミスだった~~」で反省が終わる人ほど、成長はしません。
うっかりミスも実力のうちです。


そして、模試を受けるメリットはもう1つ、「場慣れ」です。

トライでは、中3生対象に年に3回、高校を模試会場として借り、一斉模試を行っています。

実際に高校で、周りに知らない生徒がいる中で、緊張感をもって実践するといった、本番慣れすることを目的ともしています。

入試は、時間配分や解く順番など、本番に即した練習が必要です。

落ち着いたらできるけど本番になったら焦ってミスを連発する、という方は試験時間中の意識の仕方を鍛える必要があります。

実力通りに結果を出すためにも、何回か練習をして受けていきたいですね。


また、最近の入試の傾向は、「例年通り」ではなく「新傾向問題」が段々と増えてきています。

特にセンター試験数ⅠAの統計問題は過去問はあてになりません。

昨年の大分県公立高校入試数学も、初めて見る「資料問題の記述」が出題されました。

模試は、どんな問題にも対応できるための練習ができますので、本番で「過去問と違う!?」ということがないように様々な問題に慣れておきたいですね。

トライでは毎月模試を行っておりますので、定期的に受験していくことをオススメします。


さて、中3生は、お盆明けに大分県学力診断テストがあり、そこが初めての志望校判定テストになります。

中学受験も、大学受験も、自分の位置を知るために模試の活用は必須です。

まずは自分の弱点をしっかりと見つめ、次に繋げていけるように、活用していきましょう!


自分の成績や結果ではどうすればいいの!?という不安があれば、いつでもお近くのトライさんに相談をしてください!

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