2020年4月17日
暗記って、どうしたらいいの?
皆さんこんにちは。
家庭教師のトライ、大分校です。
本日は、勉強には欠かせない、暗記の仕方についてお伝えしたいと思います。
理科社会はもちろん、英単語や古文単語、英文法や数学の公式など、勉強には暗記が欠かせません。
これらの中には覚えないと始まらないものも多く、でも覚えられないし……と敬遠してしまっていませんか?
また、ノートが真っ黒になるまでたくさん書いたのに、いざテストになると全然覚えていなかった……ということ、ありませんか?
そんな方に、オススメの方法をお伝えします!
それは、セルフテスト方式です。
例えば英単語を、単語帳を見ながら10回ずつ書いたとします。
多少は頭に残るかもしれませんが、結局書くときに答えを見ている状態のため、いざ何も見ないで書こうとすると出てこない、ということになりがちです。
そこで、まだ覚えていない状態から、自分で答えを隠すなどしてテストしてみましょう。
もちろん最初はほとんどわからないと思います。不正解だらけになるかもしれません。
重要なのは、解いた後に丸つけとやり直しをしっかりすること。
このとき、次は満点を取るつもりで頭に叩き込みます。
そのあとで、同じところをもう一度テストします。
一回目よりは、正答率があがっているはずです。終わったら、やはり丸つけとやり直しをしっかりします。
後はこれを繰り返すだけです。
また、正答率が6割~7割程度まであがってきたら、連続で正解出来ている問題は飛ばすようにしましょう。
これを繰り返せば、必然的にできない問題ばかり繰り返すことになり、全問正解まで早くたどり着けるはずです。
さらに、このサイクルを一日で終わらせるのではなく、数日に分けて取り組むようにしましょう。
人間の脳は、1時間後には56%、1日後には74%を忘れると言われています。
しかし、2日後、1週間後と同じ箇所を復習することで、3~4倍の定着率が実現するのです。
また、この方式で最も重要なポイントは、脳が覚えよう、思い出そうとすることです。
同じことをたくさん繰り返すのは面倒なものです。きっと皆さんは、早く終わらせるために、なるべく早く覚えようとするはずです。
さらにテストを解くときに、これはなんだったっけ……と考えることや、答えがわかったときのこれだ!という感覚が暗記を後押しします。
暗記は、勉強するうえで避けられないものですが、できるようになればとても強い武器になります。
避けずに、積極的にトライしてみましょう!