2021年9月25日
大分県立高校入試の仕組みについて
皆さんこんにちは!
家庭教師のトライ、大分校です。
本日は、大分県立高校入試の仕組みについて、改めてお伝えしたいと思います。
〇推薦入試
推薦入試にはA方式とB方式があります。
A方式は、別府翔青高等学校グローバルコミュニケーション科、大分舞鶴高等学校理数科、芸術緑丘高等学校音楽科・美術科の3つでのみ実施されます。
判断材料として、調査書、推薦書、適性検査、面接、小論文の5つが使用されます。
B方式は、A方式実施学科と爽風館高等学校を除く全ての学科で実施されます。
判断材料として、調査書、推薦書、面接が使用され、小論文が必要になる学科もあります。
A、Bとも日程は同じですので、どちらか一方にしか出願することはできません。
また、もし推薦入試で合格した場合は一次入試に出願することはできません。
〇第一次入学者選抜
一次入試では、主に調査書と学力検査で合否を判断します。
学科によっては適性検査や面接が行われる場合もあります。
学力検査は、各教科60点満点の合計300点満点です。
試験時間は各50分で、一日で実施されます。
調査書は、内申点を評価に使用します。
3年間の9教科5段階評定を以下の方法で計算し、合計260点満点で評価します。
大分県では、学力検査を課す5教科(国語・数学・英語・理科・社会)とそれ以外の4教科(美術・音楽・技術家庭科・保健体育)で、計算の仕方が異なるので注意しましょう。
1・2年生の間は、5教科×5段階評定と4教科×5段階評定×2倍を足して、各年65点満点です。
3年生は、5教科×5段階評定×2倍と4教科×5段階評定×4倍を足して、130点満点になります。
※各学年とも、各学期の評定の平均をとり、小数点を切り捨てて計算します。3年生のみ2学期までの評定で計算します。
一般的には、内申点:学力検査=3:7の比率で判定する高校がほとんどです。
(3:7~5:5の範囲で定められているため、高校によっては内申点がより重要になる場合もあります。また、偏差値の高い高校ほど内申点の比率が低い傾向にあります)
260点満点の内申点と課外活動の記録(部活動の部長、生徒会など)などを合わせて300点満点、300点満点の学力検査を700点満点に換算し、合計1000点満点で算出します。
〇第二次入学者選抜
二次入試は、全ての学校、学科で実施されるわけではありません。実施校は一次入試の合格発表後、同日に発表されます。
調査書または学力検査(一次選抜のもの)と、小論文で判断されます。
二次入試は、一次入試に出願した人しか出願できません。
また、通信制課程を除いて併願はできません。
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