教育プランナーブログ

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皆さん、こんにちは!

家庭教師のトライ 大分校です。

本日は、推薦入試と総合選抜型入試の違いについて、お伝えしたいと思います。



①指定校推薦

推薦入試は、指定校推薦と公募推薦に分かれています。

指定校推薦は、大学が指定した高校のために推薦枠が設けられている形式のものです。

高校ごとに、○○大学に2名、△△大学に1名、など枠が決まっています。

試験内容は大学により異なりますが、書類選考や面接、小論文などが主です。


指定校推薦は高校側で実施される校内選考を通過した生徒だけが受験可能です。

メリットとしては、校内の枠に入れさえすれば、ほぼ確実に合格できることが挙げられます。

一方デメリットとして、専願が原則であり、他大学や他学部を併願することができないことが挙げられます。


また、校内選考は基本、高校1年生の1学期から3年生の1学期までの評定平均に基づいて行われることがほとんどです。

指定校推薦を希望する場合は、1年生の最初から定期テストなどに力を入れなければいけません。

また、生活態度や出席日数が判断材料になることもあります。

真面目に高校生活を送ることが重要です。



②公募推薦

公募推薦は、大学が求める出願基準を満たし、高校の学校長から推薦書が提出されれば誰でも受験可能です。

上記の一般推薦に加え、特別推薦という、推薦する理由が特化されているものも公募推薦に含まれます。

(スポーツ推薦などが、特別推薦の一例として挙げられます)

試験内容は面接が主ですが、大学により小論文や学力試験を実施するところもあります。


公募推薦のメリットとしては、校内の枠の数にとらわれないこと、私立大学の場合併願できる大学もあるところが挙げられます。

一方デメリットとして、不合格の可能性があること、国公立大学の場合は基本専願であることです。

ただし、不合格の場合に一般入試で再度同じ大学へ出願することは可能です。


高校から推薦をもらえるかどうかは、評定平均や生活態度、部活動などから総合的に判断されます。

公募推薦の場合も、1年生から真面目に取り組むことが重要です。



③総合選抜型入試

総合選抜型入試とは、学力試験では測れない個性や能力を持つ生徒を受け入れるための入試方法です。

近年では多くの大学が独自の学力試験を実施している他、共通テストの指定の科目の受験が必須である場合もあり、志望大学の要件をよく確認することが重要です。


総合選抜型入試の最大の特徴は、高校による推薦書を必要としないところです。

本入試を希望する生徒は、自身でエントリーシートの必要事項を記入し、提出する必要があります。


メリットとしては、学力で判断されることは少なく、意欲の高さや将来性(入学後に大学の研究に貢献してくれそうか)を基準に合否が決まるところが挙げられます。

一方デメリットとして、専願が基本で、併願ができないことが挙げられます。


また、語学検定などの結果をもとに、基礎学力や潜在能力を判断する大学も増えてきています。

総合選抜型入試を希望する場合は、1年生や2年生の段階から関心のある分野を明確にする他、検定試験の積極的な受験を検討する必要があります。



◎推薦・総合選抜型入試を受ける場合の注意点

全ての入試に共通して言えることですが、

①1年生の段階から、勉強にしっかり取り組んだり、検定試験を受けたりと努力が必要であること

②不合格の可能性が十分にあるため、その場合も想定して勉強を続けること

③各大学によって異なる要素が多いため、志望大学の要件を早い段階で確認しておくこと

が重要となります。



入試方式、内容を理解し、早めに取り組むことが合格への近道です。

推薦入試を検討している生徒さんは、ぜひすぐに志望大学について調べてみましょう!



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