2011年4月18日
【大阪府】被災転入生にも私立高校授業料無償の特別措置
大阪府の私立高校授業料無償化拡充は、本年度の大阪府教育改革の目玉の一つですが、
本来は、保護者と生徒の両方が府内在住である世帯がその対象になるところを
今回の東日本大震災で被災した方が、大阪府の私立高校に転入する場合には、
特別措置として、生徒のみの世帯も対象にすると大阪府は発表しました。
さらに、年間の授業料プラス10万円を貸し付ける大阪府育英会の奨学金も同様に、
生徒のみが大阪府内在住でも対象とし、書類提出が困難な場合や、
被災で所得の減少が見込まれる場合は、配慮するとしています。
羽曳野市では、今年の夏、岩手県の中学生を招待して、勉強をしてもらう夏季合宿を計画中とのこと。
送迎や宿泊、食事など、合宿に必要な費用は全て羽曳野市が負担するようです。
被災した子どもたちの教育を支えようとした取り組みが全国各地でみられますし、
ニッポンがまとまろうとしている感触を私たちも実感出来ているのではないかと思います。
私たち1人1人が出来ることをやろうという気持ちがそうさせているのでしょう。
ガンバレ、東北の子どもたち!!
1日も早い復興を心からお祈りしています。