2020年5月
2020年5月7日
【入門編】トライさんが教える、おすすめの勉強法【自宅学習】
大阪の皆さんこんにちは。
家庭教師のトライ大阪校です。
突然ですが、皆さん、勉強は好きですか?
恐らく、満面の笑みで首を縦に振る方は少ないのではないでしょうか?
あまり興味が無さそうに「どちらでもない」と答える方もいれば、「大嫌い!」と答える方もいらっしゃるでしょう。
ということで、今回は、おすすめの勉強法をお伝えいたしましょう!
人によって合う学習法は異なりますが、少しでも「なるほど!」「いいな!」と思ったら、ぜひ真似してみてください。
勉強のことを少しは好きになれるかもしれません!
今回は「入門編」です。
●目次
- まずは「勉強とは何か」を知ろう
- 勉強をする環境を整えよう
- 4日続ければ「三日坊主」ではなくなる
●勉強とは何か
みなさん、ゲームは好きですか?漫画は?本は?スポーツは?
もしみなさんが「○○が好き!」と言えるもの(趣味や特技でも構いません)が少しでもあるのであれば、みなさんは既に勉強ができています。
勉強とは、国数英理社のみを指すのではありません。何か、自分の知らないもの、興味のあるものを調べたり、極めようとするのも全て勉強です。
そして、学校という場においては、たまたま「教科」というものが決まっているだけにすぎません。
まだ知らないことが沢山あるので、抵抗を感じたり、やる気が中々出ない方もいるかもしれませんが、「既に勉強ができている」のであれば、そのやり方を「教科」に応用してあげればいいのです。
●今までの「勉強」を「教科」に応用する
私トライさんはゲームが好きなので、ゲームの話をします。
私はどちらかというと早くストーリーを進めたいタイプなので、ゲームオーバーしてしまったら、どうすればクリアできるのかをすぐに調べます。
味方のレベルが足りないのであればレベル上げをし、自分の腕前の問題なのであれば反復して練習します。
そうすると自分がつまずいていた場所はもちろん、もっと難しいものもいつの間にかクリアできるようになります。
勉強も同じです。
分からないことがあれば「調べ」ますし、忘れないように「反復」します。
ただ、「ゲームオーバー」と「勉強でのつまづき」では少し異なります。以下の観点で、自分の乗り越えなければいけない壁をチェックしてみましょう。
●勉強する環境を整えよう
「家庭学習がはかどらない」「集中できない」という声をよく聞きます。
何かに集中するうえで「環境」というものはとても重要なのは百も承知だと思いますが、勉強においては2つの観点で考えるとよいでしょう。
それは、「物理環境」と「精神環境(やる気を生み出す精神状態と言い換えてもいいでしょう)」です。
●物理環境は整えやすい
物理環境とは、恐らく皆さんが思っているであろう勉強環境です。
お父様、お母様、お兄様、お姉様に毎日言われているであろうアレです。
例えば、「机の上に漫画を置かない」「学習机では勉強だけする」から始まり、「音楽を聴きながら勉強しない」といったものまであります。
要するに、「勉強の時は勉強だけに脳を使いなさい」ということです。
スポーツの試合中に別のことを考えていては、いいプレーができないのと同じことです。
シンプルに勉強のことだけを考えれば、物理環境自体はすぐに整えられそうです。
●「根拠のない自信」で精神環境を整えよう
問題は「精神環境」の方です。私の経験上、精神環境は本人の自信やプライドといったものにある程度比例しています。
例えば、何時間もゲームに没頭できる人は、ある程度以上の実力や、それに対する自負といったものがありそうです。
もちろん、そのゲームそのものがとてつもなく面白いというのもありますが、それすら「そのゲームを楽しめるだけの知識・技能」といったものを持っているからでしょう。
では勉強ではどうか。
ナチュラルに勉強の精神環境が整っている人たちは、いわゆる「今までデキてきたヤツ」です。
「分からない」という壁にぶつかっても「今までも解決できてきた」ので学習に対して前向きです。
この「精神環境」と「やる気」の関係は、『卵が先か、鶏が先か』のものです。
自信があるから勉強へのやる気が出るのかもしれないですし、勉強へのやる気があって結果が出たから自信がついているのかもしれません。
であれば、まずは自信をつけることが一番の近道です。
「どうやったら自信が持てるの?」「自信なんて付けられたら最初から苦労はしてへんわ!」と思う方もいらっしゃるでしょう。
なのでまずは、「根拠のない自信」からつけてみてはどうでしょうか?
今までの結果が求められる、「根拠のある自信」よりかは「根拠のない自信」の方が、若干ハードルは下がりそうです。
ちなみに、「根拠のない自信」は、全てを前向きに(ラッキーに、といった方が良いかもしれません)とらえることから始まります。
正解だったら「よし!授業を聞いていたからできた!ラッキー!」
不正解でも「よし!ここさえ覚えれば次のテストの点数も上がるはず!ラッキー!」
いつもより勉強ができたら「よし!段々頑張れるようになってきた!ラッキー!」
勉強ができなくても「よし!明日やることが決まったぞ!ラッキー!」
こんな具合に、まずは勉強をポジティブなものとして捉えてみましょう。
●4日続ければ「三日坊主」ではない
こうしてついに、精神環境が整い始めました。
そしたら、まずは4日続けてみましょう(最初は軽めで構いません)。
笑ってしまうような理屈ですが、4日続ければ三日坊主にはなりません。
そして、三日坊主ではなかった自分を大いに褒めてあげてください。
そうしたら、今度は1週間続けてみましょう。
1週間がクリアできれば、次は2週間、2週間がクリアできれば今度は1ヶ月…という風に、勉強を続けてみましょう。
気が付いた時にはもう、「学習習慣が無い」「勉強が大嫌いでしたくもない」あなたではなくなっているはずです。
【まとめ】
今回は、おすすめの勉強法”入門編”をお伝えいたしました。
これは実際に、中学高校と勉強が全くできなかった私が、当時の恩師と一緒に行っていた学習法を改めて体系化したものです。
「勉強のやり方」や「勉強の下準備」は中々教えてもらう機会もないと思いますので、今回の記事が良い機会になればと思います。
トライでは、学習相談やお子さま一人ひとりの性格や目標に合わせた学習カリキュラムの作成を行っています。
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