2013年11月6日
大阪府 私立大学入試の傾向と対策~英語編~
こんにちわ。家庭教師のトライ大阪校です。
受験に向けた最後のラストスパートの時期ですが、
中学、高校生のお子さま方は頑張っておられますでしょうか?
早い人では11月には公募推薦の試験が始まり、合格が決まり始めます。
早く合格を決めたい気持ちは皆さん一緒ですが、焦らず着実に実力を付けていきましょう。
さて、本日のテーマは、大阪府私立大学入試の傾向と対策~英語編~です。
文系理系問わず入試の必須科目となっている英語ですが、大学入試では
学校毎に特色のある問題作りになっており、合格を決める為には大学ごとの対策が必要です。
特に今回は、大阪で人気のある関西大学入試に向けた傾向と対策を紹介していければと思います。
<関西大学 英語>
試験時間は90分。問題は会話文1題と長文読解問題2題で構成されます。
配点は文系型、理系型ともに200点。合格最低点に学部ごとのばらつきはあるものの、
70%以上の得点率は必要となります。
問題の傾向として、全体的には読解重視の良問出題が多い傾向にあります。
全体を通して文法・構文力を試す設問が散りばめられており、基本理解を試す問題となります。
単語は、あまり細かい単語は滅多に出ないので標準的な単語帳を一冊仕上げたら対応できるでしょう。
受験者の多くは得点率が高いので、基本の単語確認と文法演習を繰り返し行うことで、
一点でも多くの点数を狙わなければ合格は難しいものになります。
また、長文については速読のもととなる基礎的な文法力と構文知識は不可欠です。
しっかりと基礎を固めて標準レベルの学力を養っていれば、合格できると思われます。
大問1の「会話文」ですが、あまり会話文特有の表現は出てきません。
合格を勝ち取る受験者の多くは満点に近い点数を取ります。
大問2、3「論説文」は空所補充、文整序、内容説明、同意表現となっており、
設問の選択肢などは短めではありますが、本文英文量700~1000語と関関同立では屈指の長さと
なっています。内容では、難解な単語や構文は少なく、標準的なレベルの良問揃いであると言えます。
文章を早く読み、理解する力をつける訓練と、基本内容の文法・単語を繰り返し確認し、
安定した速読力を身につけることが関西大学の合格の秘訣であると言えます。
苦手のポイントを把握することからはじめ、基本内容につまづきがないか見つけることが
一つの課題になりますが、自分自身では中々出来ないことが多いです。
トライであれば、苦手内容の把握から家庭教師の先生と、トライさんが協力して行うので、
安心して受験に臨むことができます。是非、一度ご相談ください。
受験までの残された時間を効率良く過ごす為にも、合格を見通せる受験計画を一緒に考えましょう。