教育プランナーブログ

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こんにちは。家庭教師のトライ東京本部です。

小学生の皆さん、夏休みの宿題は順調に進んでいますでしょうか?

日記や観察、絵や習字など、夏休みだからこそできる宿題もあれば、

算数、国語の基礎学力が落ちないように、ドリルやプリントを毎日やるという宿題も出されています。

小学生、とくに低学年の期間は、お子さんひとりで宿題に取り組むことには注意が必要です。

計算ドリル、漢字ドリルなどは丸つけをし、解き直しをして提出をするのですが、

よくあるケースは以下の3つです。

 

 ① 間違いに気付かず丸をつけてしまう(特に漢字)

  → 一度間違えて覚えてしまうとなかなか正しく覚えられません(特に書き順間違い、誤字)。

 ② 間違えた問題について、正しい答えを写すだけになってしまう。

  → 理解が不十分であることに気付きにくく、ケアレスミスの一言で片づけがちに。

 ③ 訓練することと覚えることがうまくかみあわないままになってしまう。

  → 繰り返し書いて練習することが面倒になり、ますます定着しなくなる。

  → 「線を引きながら読む」「大事なところに印をつける」ことの意味が理解できないままになる。

 

お子さんが「できたよ」と持ってきたときには、丸がついていて、赤で正しい答えが書いてあるので、

「きちんと勉強しているな」と感じても不思議はありません。

また、ある程度の量、しかも採点まで済んでいると、なんとなくチェックをするのも甘くなりがちですね。

 

①については、実際に取り組んでいるときに横について見ていてあげることが大事です。

誤字はその場ですぐに指摘をし、正しく書かせるようにすることが大切です。

 

②については、お子さんはほとんどの場合悪気はありません。黒板を写すのと同じように、

正しい答えを書き写すことが勉強だと思ってしまうものです。

これも、横についてもう一度解き直しをさせたり、練習をさせて、もう一度問題に取り組ませることが大切です。

 

③について、例えば国語の文章を読むときに「大事なところに線を引きながら読む」という指導があります。

意外な盲点ですが、線を引きながら読ませた後に、どんな話だったかを聞いてみると、

線を引いたところと全く関係のないところを話すことがあります。

また、線を引くことに神経を集中しているので、読み終わったところでどんな話だったかが、

よくわからないということも比較的多く見受けられます。

線を引いているかどうかを見るのではなく、線を引きながら読んでいるときの目の動きや

表情を注意深くみながら、線を引いたときに理由を尋ねてあげると、

だんだん意識しながら線を引いて読むようになります。

 

低学年の間は、できあがりをみてあげることに加えて、取り組んでいるときにうまくアドバイスをおくり、

意味のある学習ができるように時間をかけて導いてあげたいですね。

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