教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



こんにちは。家庭教師のトライ東京本部です。

 「ラスト100日!」

中学受験生の皆さんにお勧めする受験対策法をご紹介します。

 

 その1.【家族会議は慎重に! 】

「できれば中学受験で失敗してほしくない」。保護者の方に共通する願いです。

そのため、第一志望はこのままでいいのだろうか?併願校はこの組み合わせでいいのだろうか?

これらの点について家族で話し合う場合、頻度とタイミングに注意が必要です。

  「あなたはどうしたいの?」

  「大丈夫なの?」

何度も聞かれたお子さんは不安が高まり、受験勉強の効率を結果的に下げてしまうことにもつながります。

特に今の時期は、もうひと伸びするためのチャンスの時期です。

志望校に向けて勉強に専念させることを優先してあげたいものです。

 

 

 その2.【過去問を有効的に活用する!】

すでに過去問に着手している受験生が多数だと思います。

過去問演習で一番必要なことは、「 制限時間内に何点取れるのか 」を知ることです。

1日1教科ずつだと集中して解けるためミスは減りますが、データとしての価値は下がります。

できれば、4教科受験ならば本番と似たような時間割でまとめて解くことをお勧めします。

 例) 11月3日 平成20年度 各教科50分なので5分縮めて実施

   9:00~国語45分 10:00~算数45分 11:00~社会45分 12:00~理科45分

4教科、気持ちを切り替えながら集中力を維持して受験するのですから、

上記のようになるべく同じ順番で連続して取り組みましょう。

また、過去問の「 つまみぐい 」はお勧めしません。

1,2問ピックアップして解けた解けなかったの議論はあまり意味がありません。

むしろ本番を想定して解く際に、答えを知っている問題があると、

思ったより点数が取れてしまい、その後の勉強に油断が生じる可能性があります。

 

過去問演習で二番目に必要なことは、「 スタイルを知り、スタイルに慣れる 」ことです。

そもそも、どのような問題構成で、何問の問題があるか、記述問題は多いか少ないか、

といったことを体で覚えます。よくいわれる「時間配分」とはスタイルを知ることです。

 

三番目は「 傾向・対策を立てる 」ことです。

しかしながら、これは子供にはなかなか難しいことです。これは周囲の大人の役割でしょう。

 

 

 その3.【志望校対策とは合格点をとるための対策】

合格するために必要なことは、合格最低点以上を取ることです。

そのために国語で何点、算数で何点、社会で何点、理科で何点、と科目別目標を設定します。

そして、志望する中学校の入試問題のその科目で目標点をクリアするために、

どの単元を、どのレベルにまで引き上げるか、対策を練ることが重要です。

手当たり次第にいろいろな中学の入試問題を解く、同レベルの偏差値の中学の入試問題を解く、

それも一つの方法ですが、入試までの時間は限られています。

お子さまの学力、得意不得意を踏まえ、お子さま個人ベースでシナリオを作ることを強くお勧めします。

 

 

 その4.【受験突破に必要な20のルール】

受験生が実行してほしい20のルールです。今回はその中から3つご紹介します。

1.睡眠前三時間は、バラエティ番組は見ないこと

睡眠時、人間はレム睡眠、ノンレム睡眠を繰り返すことにより、今日一日の出来事などの記憶を整理します。

基本的には、睡眠直前のものから順々に記憶として定着されていきますが、

特に印象の強い記憶がある場合、その内容が優先的に記憶として定着していくことになります。

折角、昼間に一生懸命学習した内容もこのルールを破ることで一瞬にして吹き飛ぶことがあるのです。

 

2.受験の常識「朝型」への改善は、日々30分以内で早めていくこと

よく夜型のお子さまが、受験前だからといって突然朝型にしようとすることがあります。

しかし、一旦身についてしまった生活習慣を急激に変えることは、大きなストレスを生むことになります。

大きなストレスは脳内における記憶をつかさどる細胞(LTP)を死滅させる最大の敵です。

覚えが悪くなったり、覚えたものを思い出しにくくなったりします。

ですから、日々少しずつ早起きにしていくことが必要です。

 

3.努力した時間に対して伸び率が高い科目から取組むこと

科目ごとの得意・不得意は誰にでもあります。今後、短い期間で最大限の成果を求めていくためには、

ここから努力したものに対し、最も伸びが期待出来る科目を正確につかむことが大切です。

同じ社会が苦手なお子さまでも、ここから先の伸び方には違いがあるのです。

自分では算数が苦手と思っていても、取り組み次第で一気に伸びる可能性もあります。

これを”伸び率の見込み”といいます。この見立てを誤ると受験そのものを失敗することがあります。

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