教育プランナーブログ

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こんにちは。家庭教師のトライ東京本部です。

過去問演習は順調に進んでいますでしょうか。

受験校の絞り込みの最中で、まだ過去問にとりかかっていないという受験生もいることでしょう。

また、第一志望の中学の過去問には取り組んでいるものの、

併願校が決まっていないため、うまく進められていないという受験生も少なくないと思います。

偏差値上はクリアしていても(模試でA判定であっても)、

準備が充分でなければ合格最低点をクリアできないということは多分に起こります。

「すべり止めのつもりが不合格になってしまった」というリスクを軽減するためにも、

早めに併願校を決めて過去問演習を行うことをお奨めします。

 

 

【第一志望校の選び方】

ベストは 「 行きたい学校 = 第一志望校 」 とすることです。

行きたい学校をみつけることに悩んでしまったり、今の六年生のように

受験が近づいて最終的に決めなければならなくって焦っていたりすると思います。

以下のポイントを参考に志望校を選んでみてください。

 

<行きたい学校を選ぶ>

1.キャリアデザイン方式

「将来は医師になりたい」「宇宙について研究したい」など、夢が比較的はっきりしている場合は、

その目標を達成できる最短ルートを探すことになります。

   例1) 「将来は医師になりたい」

   大学の医学部に進学する必要がある

   ⇒ 医学部のある大学の附属校(慶応義塾中等部/日本大学の附属など)

     医学部進学実績の高い進学校(開成中/巣鴨中など)

2.特定のスポーツを継続したいが大学も選びたい

「ラグビーを大学まで続けたい」「野球を続けたい」など、文武両道で実績のある学校に進学をしたい場合は、

伝統や大会実績などを参考にします。

   例2) 「スポーツ伝統校で活躍したい」

   ⇒ 明治大学でラグビーをやりたい(明大付属明治/明大中野など)

   ⇒ 早稲田で野球をやりたい(早稲田実業

   ⇒ 甲子園を目指したい(日大三/帝京 など)

3. 1.2に該当しない場合

主人公であるお子様の性格や興味関心を考慮することと、保護者の方の子育ての考え方をまずは整理します。

家族として行きたい学校のイメージを持ちましょう。特に私立の中学校は様々な特色を打ち出していますから、

行きたい学校のイメージを持たないまま調べたり学校説明会に参加すると、どの学校も良さそうに感じて迷う要因となります。

   ・子供の性格に合う学校はどんな学校? (クラスの人数、雰囲気、部活動 など)

   ・将来の選択肢はどうあってほしい? (進学実績、文系に強い、理系に強い、カリキュラム、学習進度 など)

   ・学校のカラー  (宗教、行事、活発さ、落ち着き など)

   ・通学の所要時間は最大どれくらい?

 

<6年生=最終的な第一志望を決定する>

なによりも、合格の可能性がどの程度あるのか?が一番のポイントになります。

変更の可能性が強い場合は、第二志望をスライドさせる際に、根本から考え直す場合があります。

根本から考え直す場合は、「現在の偏差値の±5ポイントの範囲かつ通学可能圏内」というように、

絞り込み条件を決定してから学校案内をチェックし、必要に応じて学校訪問をしましょう。

いずれにせよ時間がないので即行動が必要です。

 

 

【併願校の選び方】

<チャレンジ校選び>

中学受験の鉄則の一つに「第一志望の学校は全日程受験する」というのがあります。

偏差値が上昇してきた受験生の中には、この時期にチャレンジ校受験を考えて、

チャレンジ校受験日と第一志望校の初日が重複した場合、受験日が複数あるからと

初日をパスしてチャレンジ校受験を選ぶケースがありますが、リスクを伴いますので十分検討しましょう。

 

<第二志望~滑り止め校>

第二志望、あるいは滑り止め校であっても、6年間通うことを想定し、第一志望以上に吟味が必要です。

第一志望ではない学校に通うことになったとしても、モチベーションを維持し充実した時間を過ごしましょう。

選び方は第一志望に準じた考え方をもとに、偏差値レベルを下げて考えます。

偏差値上の2~3ポイントの差は、ある意味誤差の範疇です。

できれば5ポイント以上の差を目安に考えるとよいでしょう。

 

<注意したい、急きょ都立一貫校受験>

間際で急遽、都立中高一貫校を受験しようと考える受験生も増えています。

通常の国立・私立中受験とは準備が異なりますので注意が必要です。

都立中高一貫校についてはこちらをご参照ください。

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