2011年11月19日
東京都 【高校受験】受験校の選び方(第一志望校・併願校)②
前回に引き続き、高校受験の受験校の選び方のポイントです。
【私立高校を第一志望校にする場合】
都内の私立高校の大半が推薦入試(概ね定員の50%)を実施し、多くの場合、
推薦入試(単願)受験者が推薦で不合格となった場合に一般入試で再受験をすると優遇されます。
私立高校を第一志望にする場合は、とにかく推薦入試を受験することが重要です。
【併願校選び】
併願(滑り止め)は、なるべく合格確約に近い併願推薦を受けるようにしましょう。
「B推薦」など、高校により名称が異なる場合があります。一般入試の際に優遇される受験の方法です。
推薦がない一部難関校を除き、ほとんどの私立高校が併願を実施します。
併願で多数の合格者が出るため、併願せずに一般入試を受験する場合は狭き門である点に注意が必要です。
【附属高校選び】
内部進学が多数の高校(慶応義塾普通部、早稲田高等学院、早稲田実業、専修大学附属など)なのか、
外部進学が多数の高校(国学院久我山など)なのかを調べておきましょう。
また、キャリアイメージと合致するかどうか、学部の選択肢は多いか少ないかも知っておく必要があります。
医学部がある … 慶応義塾普通部、慶應女子、日大二 など
学部が限定されている … 東京電機大学附属、工学院大学附属 など
【特進科(コース)がある場合】
中堅とされる私立高校が、大学進学実績を伸ばすために、カリキュラムを設定したコースを設けるケースが
非常に多くなっています。カリキュラムは総じてハードですが、高校生になってからぐんと伸びる生徒は
少なからず存在します。大学進学を希望する場合は、なるべく特進科(コース)を選ぶことをお勧めします。
(実践学園、杉並学院 など多数)