教育プランナーブログ

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こんにちは。家庭教師のトライ東京校です。

定期試験が終了し、中学校の個人面談(三者面談)において「内申点」が告知されます。

このタイミングでモチベーションを下げないようにすることと、受験体制に切り替えることが非常に大切です。

 

<11月末~12月10日前後>

【内申の告知と私立単願、併願の決定】

内申は、各教科別に告知されることもありますが、「 9科で〇 5科で〇 3科で〇 」というように

示されることが多いようです。私立の単願は各高校ごとに基準を設定しています。

クリアしていれば基本的には出願となります。併願も同様ですが、併願の方が数ポイント高めです。

 

 <推薦基準の一例(単願 : 第一志望で合格したらその高校に進学する)>

  ・中大杉並 9科38  ・日大鶴ケ丘(普) 9科35  ・専修大学附属 9科34

  ・広尾学園(医進・本科) 5科22  ・成立学園(選抜) 5科20  ・実践学園(特進) 5科18

   ※ 9科、5科、3科複数の条件がある場合と、いずれかでよい場合とは高校によって異なります。

   ※出席日数、英検や数検、漢検等の資格等の設定が高校によって異なります。

   ※必ず受験校、または中学校の先生に確認をとってください。

   ※単願、併願については19日のブログ「受験校の選び方(第一志望・併願校)②」をご覧ください。

 

【モチベーション管理と勉強の進め方】

第一志望を変更する/しないについて悩む時期です。そのため勉強が手つかずになったり、

投げやりになってしまうことがあります。一時的な現象であることが多いのですが、

受験までの日数を考慮しますと、しっかり勉強時間を確保したいところです。

 ① どこを受けるにせよ得点源科目の勉強は徹底的に!

   モチベーションが下がり気味の時にはなかなか苦手科目の解決には取り組めません。

   得意教科の力が落ちないように、最低でも得意教科はしっかり勉強しましょう。

 ② 暗記モノ(英語:動詞の意味と活用 社会:三権分立、選挙制度 など)は継続的に!

   何もしないと日に日に知識の記憶は薄れます。

 ③ 苦手教科を克服する!

   苦手教科は自分ではなかなか解決できず、かつ非効率な勉強をしてしまいがちです。

   苦手教科は、計画を立てて、アドバイスしてくれる人を見つけて無駄のないように取り組みましょう。

 

 

<12月11日~冬休み直前クリスマスまで>

【都立 自校作成校が第一志望】

 日比谷高校 西高校 国立高校 八王子東高校 戸山高校 青山高校 立川高校 新宿高校

 隅田川高校 国分寺高校 両国高校 富士高校 武蔵高校 大泉高校 白鴎高校 など

自校作成校の推薦入試は、非常に厳しい入試です。「ほぼオール5、英検準二級を持っている」という

ような受験生が大半です。その中での選抜ですから、推薦対策に時間を割くのではなく、2月23日を

目指して徹底的に特訓しましょう。理科、社会は冬休みに集中的に見直すことをお勧めします。

「クリスマスまでに英語、数学の不安点を徹底的に解決する」のが合格への近道です。

 

【都立 共通問題校が第一志望】

共通問題校の推薦入試は、学校により考え方が異なります。

推薦で合格したい場合、基本的には、一般入試の合格可能校より2~3ランク落とすことが多いようです。

上位校は、内申5が過半数以上という受験生が中心です。中堅校でもオール4前後の受験生が中心です。

やはり、2月23日を目指して勉強する必要があります。

過去問演習に入れる受験生はそろそろ過去問に取り組んでよい時期ではありますが、

まだ学力的に到達していない受験生は、過去問演習はもう少し先に伸ばしましょう。

 ① 英語をもう一度徹底的に勉強する(英語は受験校に関わらず平均点が高い科目)

 ② 足を引っ張る科目と一番得意な科目の勉強を進めていく

 

【私立高校が第一志望】

複数校受験する場合は、必ずすべての受験校の過去問に取り組むようにしましょう。

3校以上受験する場合は12月の初めには過去問演習をスタートさせておく必要があります。

冬休みは弱点強化の時期です。クリスマス前までの期間は、再度暗記モノの徹底得意教科の再点検

をお奨めします。

 

(注意点)合格確約型の推薦を受ける場合 ・・・

一般入試の受験生は冬の受験勉強を通じて学力を高めて入学します。推薦で進学する場合、

学力維持をしておくかどうかが入学後のポイントです。特に「大学受験でも推薦を活用したい」という方は要注意です。

大学受験では三年間の平均評定(高1の評定、高2の評定、高3一学期の評定の平均)を使用します

高1の始めでつまずいた時点で推薦は厳しくなります。特に、英語は力の差がはっきり出がちです。

英語に関しては、継続的に勉強をすることを強くお奨めします。

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