2011年12月18日
東京都 冬休みの勉強法(中学生)
こんにちは。家庭教師のトライ東京本部です。
冬休みは、学校の勉強がSTOPするため、復習をするには絶好の機会です。
また、高校受験を控えた中学三年生にとっては、集中的に勉強する最後のチャンスです。
外出の機会が多く、生活習慣が崩れやすい時期ですので、計画を立てて過ごすことをお奨めします。
【中高一貫校の中学生】
「学年末テストに向けて、必要な復習をすぐに行う」 ことを強くお奨めします。
部活や学校行事の関係で、テスト前に詰め込み学習をしているケースが中高一貫校の生徒によく見受けられます。
じわじわと点数が下落している科目については危険な兆候ですから早急に手を打つ必要があります。
冬休みは期間が短いため、進度が速く内容も深堀する中高一貫校生の場合、まともに全て復習をしようとしても
尻切れトンボに終わってしまう可能性が高く、結果学年末につながらないことがあります。
そのため、1月から学年末テストまでの間に学習する見込みのある単元を理解するにあたって、
必要となる以前の単元をピンポントで復習することをお奨めします。
結果が出せている生徒の場合は、「明確に予習を進める」ことがポイントです。定期テストの回を追うごとに、
差は広がっていますから、上位にいる生徒、さらに上位を狙いたい生徒は、予習をしっかり行い、差をつけるチャンスです。
【高校受験をする中学三年生】
「実践的に過去問を解く」 貴重なチャンスです。本番を想定して、本番と同じ試験開始時間、本番と同じ科目の順番で
過去問に取り組みましょう。5教科の場合、国語 ⇒ 数学 ⇒ 英語 ⇒ 社会 ⇒ 理科 と進めるうちに、
集中力が途切れたり、背中や足が痛くなってきて集中できなくなったり、という経験をします。
その時にどういう対処をするのかを見つけておく必要があります。1科目ずつ別に日に解く場合と、1日で解く場合では、
集中の度合いの差から合計点数の出方が異なりますから、1日で解いて出すデータのほうが役に立ちます。
また、クリスマス、お正月と楽しみな時間が待っています。また、テレビ番組も興味をひかれるものが多いことでしょう。
すべてを我慢して受験勉強に集中できる人は遠慮なく勉強に取り組んでください。
不安がある受験生については、毎朝、「 今日の勉強に取り組む時間 今日見るテレビ番組 」などを家族で決めて、
それから一日をスタートさせてください。また、家族がテレビを見ていると気になってついつい一緒に見てしまう、
というケースについてはご家族の協力も必要です。
【中学一年生 二年生】
「最低1教科、しっかり復習する科目を決める」 ことをお奨めします。クリスマス、お正月がある冬休みは、
受験生ではない一年生、二年生にとって勉強をしっかり行うにはすこしハードルが高い時期です。
また、保護者の方の中には 「 まだ受験ではないから 」と、それほど重視されない方もいらっしゃいます。
完全に緩んでしまうと、1月に学校が始まってからも勉強をしないまま、という危険性があります。
特に、小学生のころからコツコツ勉強してきたというタイプは、一度崩れるとなかなか戻れないことがあります。
時間が限られた冬休みですから、勉強する内容を明確にしておくとよいでしょう。
できれば、英語と数学の2教科はしっかり勉強してほしいのですが、少なくともどちらか、または
理科でも国語でも社会でも、最低1教科は勉強を毎日することをお奨めします。