2011年12月19日
東京都 冬休みの勉強法(高校生)
こんにちは。家庭教師のトライ東京本部です。
受験生は、いよいよ入試本番、大学入試センター試験を迎えます。できることに最大限取り組んでください。
高一、高二の皆さんは、定期テストの結果も出てひと段落ついている時期でしょうか。
中には赤点、進級の危機の指摘を受け、大慌てで学年末に向けて勉強をスタートさせた方もいらっしゃることでしょう。
【大学受験生! とにかく時間を確保する】
大学受験、待ったなしです。
「中学受験、高校受験が不本意な結果に終わり、大学受験でなんとしても結果を出したい」と燃えている受験生、
「どうしても進みたい学部があって、絶対に受かって見せる」と一分一秒を惜しんで問題を解き続ける受験生、
「絶対に医学部に行く、目標の合格最低点まであと30点!」をクリアするために必死で勉強している受験生、
最後のひと伸びは、「合格にかける執念」と、「受験勉強に費やす時間」、そして「合格に必要な受験勉強の戦略」です。
執念と戦略があっても、肝心の時間を確保しないことには通用しません。
誘惑に負けず、時間を確保することが合格への最低条件です。
得点源の科目は徹底的に磨きをかけてください。「英語は得意だが、世界史が不安だから世界史に集中…」肝心の
英語でパフォーマンスが発揮できなければ受験は勝ち残れませんね。自信がある科目にも時間を割くようにしましょう。
また、「今から受験までの間に一番点数を伸ばせる科目は何か?」を今一度精査します。
受験は、合計=合格最低点をクリア することに尽きます。点数が伸ばせる見込みのある科目はどの科目で、
そのためにどの単元をどれだけ勉強するのかを設定しましょう。
過去問を繰り返し解くことも重要な受験対策ですが、やみくもに過去問を繰り返し解いたところで、そこから抽出された
問題点を解決しない限りは、得点は伸びません。まったく同じ問題が出題されるということは稀です。
課題解決のための指導をきちんと受けて、受験を迎えるようにして下さい。
【進級が危うい高校生 対策スタートすべし】
なぜ、赤点だったのかと振り返ると、基本的には十分な勉強時間を確保していないということになります。
もっといえば、テスト一週間前からのテスト勉強ではもはや間にあわないということです。
中学生の時と違い、学習内容のレベルも飛躍的に高くなり、量も多くなっています。頭を切り替えて、
事前準備をしっかり行う必要があります。
すでに結果が出ていないということは、何よりも「取り戻し学習」を行わないことには先に進めません。
赤点科目については、冬休み中に復習を終わらせて、新学期の授業についていけるよう準備をしてください。
冬休みに勉強していない場合は、新学期のスタートから厳しい状態ですから危険です。
ただし、冬休み必死に勉強しても新学期が始まってからの過ごし方が今まで通りだと、結果は同じことになります。
「冬休み+学年末テストまでの勉強」 をワンパッケージで考えて戦略を立ててください。
【指定校推薦を狙う高校生】
ご存知のように、指定校推薦は3年間の評定平均値(高1の学年末、高2の学年末、高3の一学期の平均が一般的)
で出願資格が定められています。例えば、評定平均4.0以上という場合は(4.0+4.0+4.0)÷3=4.0が目安です。
高1で4.0だった場合、高2で3.5になってしまうと、(4.0+3.5+4.5)÷3=4.0ですから高3の一学期に4.5を
とらなければならなくなります。4.5ということは、4と5が半々とうことですから、4.0が3.5に落ちた生徒が、挽回
できるかどうか難しいといえます。
指定校を狙う場合、今度の学年末テストでは絶対に結果が必要ですから、
小手先の試験対策ではなく、万全の試験対策、つまり受験をするくらいの戦略が必要です。