教育プランナーブログ

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こんにちは。家庭教師のトライ 東京本部です。

定期テストも返ってきて、夏休みをどのように過ごすか考え始めている頃かと思います。

テストの点数に一喜一憂するのではなく、今後どうしていくのか計画を立てていきましょう。

今回も引き続き「高校入試シリーズ」社会編です。

 

社会は歴史、地理、公民に分かれます。

都立高校では、大問1は3分野融合、大問2・3は地理、大問4は歴史、大問5は公民、

大問6は融合(地理・公民)という形式で出題されます。

問題文や選択肢の文字量が多いので、読み取りの力が求められています。

資料から特徴などを読み取って記述する問題も出題されているので、

簡潔に文章にまとめる力も必要になってきます。

 

 

【出題傾向】

①    歴史

・単に知識を問う問題よりも、歴史的できごとの原因・結果など歴史の流れの理解を問う出題が

 増えています。また、歴史学習の意義を考えさせるような問題も出題されています。

歴史の史料や歴史的できごとの年代順並び替えが増加しています。

 

②    公民

・時事的トピックについて問う問題が出題されています。

経済分野では、「円高・円安」に関する問題が昨年に引き続き複数県で見られました。

 また、地方への税源移譲に関する問題も見られます。

・雇用形態の問題など、社会問題の現状を資料から読み取らせて記述させる問題も出題されています。

 

③    地理

グラフ・表などの初見の統計資料を読み取る問題が主流です。

 いくつかの資料を複合させて考えさせる問題や、複雑な読み取りが要求される問題も

 引き続き出題されており、年々難度が高くなっています。

・資料から読み取れることがらについて述べた文章の記号選択の問題が増加。

 

 

【対策】

①    歴史

・単に出来事についての知識を詰め込んでいくのではなく、出来事の因果関係や

 背景についてもつながりを意識して暗記しましょう。

時系列の流れを大まかにまとめ、その上で因果関係や背景についてまとめたノートを

 作成することで学習効率が上がります。

 

②    公民

・新聞やニュースで時事的トピックを確認しておく必要があります。

・資料を読み取る能力が重要になってくるので、資料に触れる機会を多くもつことと

 用語を簡潔に説明する訓練を日ごろからしておきましょう。

 

③    地理

・資料を読み取る力、簡潔に説明する力が問われてきます。そのため、毎回地図を描き、

 色分けをしながらノートを作ること、多くの資料問題にあたることの2つがポイントです。

 

 

以上簡単に高校入試の社会のポイントを見てきました。

単語や知識として暗記するだけではなく、それを使い資料を読み取る力をつけておくことが重要です。

自分用ノートを作るなど工夫して対策に取り組んでいきましょう。

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