教育プランナーブログ

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お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



こんにちは、東京本部です。

夏休みも終盤ですが、皆さん有意義な時間をすごせましたか?

ダラダラと過ごしてしまった人も、残り少ない時間を有効に使えるように

計画表を作るなど工夫して過ごしましょう。

 

さて、「都立高校入試シリーズ」の最後は「国語」です。

国語なんて日本語なんだから勉強しなくても大丈夫!なんて思っていたら大間違い!

的確に文章を読み取り、自分の考えを読み取る力があらゆる出題方法で試されているのです。

 

 

◆出題意図◆

・大問1、2 漢字の読み書き

漢字を正しく読み書きする能力を見る。

 

・大問3 随筆文

文学的な文章により、登場人物の様子、心情などを正しく読み取る能力、

適切に表現する力を見る。

 

・大問4 論説文

説明的な文章により、叙述や文脈などに即して、文章構成、要旨などを正しく読み取る力、

及び、考えを論理的に述べる力を見る。

 

・大問5 古文

漢詩を引用した対談の内容、語句について理解したり表現したりする力を見る。

また、発言の意図や役割を理解することを通して、伝えあう力を見る。

 

 

◆傾向分析◆

・大問1、2 漢字の読み書き

読み5題、書き5題の全10題で構成されている。

漢字の読み書きともに、中学生までで習う基本的な問題が出題されており、正答率も高い。

 

・大問3 随筆文

小説の読解。心情をからめた内容理解に関する問題が出題されている。

 

・大問4 論説文

論説文の読解。文章の意味や理由を問う内容理解の問題が出されている。

 

・大問5 古文

漢文か古文のどちらかが出題されるようになっており、古文については、内容理解と

現代語訳に関する設問が1問ずつ出され、残りは現代文の内容理解に関するものとなっている。

 

 

◆対策◆

出題の内容が、基礎学力を見ることに重点が置かれているので、教科書から復習していくのが

いいでしょう。現代文の読解問題については、教科書の小説・随筆と論説文を中心に

じっくり読んでみましょう。それが終わったら市販の問題集に取り組みましょう。

その際、解答が記述式で解説の詳しい問題集を選ぶと良いでしょう。

漢字は、小・中学校で習うものはすべて読み書きできるようにしておくこと。

古文に関しては、教科書に出てきた作品を読み返したり、受験生向けの現代語訳のついた本を

読んだりして、古文に慣れておくことが大切です。

 

以上、傾向と対策をまとめました。

国語力はどの教科にも必要な力です。きちんと傾向を理解し、効率的な学習をしましょう。

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