2012年8月26日
東京都 統一合判・Vもぎの取り組み方
こんにちは。家庭教師のトライ東京本部です。
夏休みを通じてしっかり弱点克服できたでしょうか?
受験を控えている方は、9月以降模試のシーズンに入っていきます。
今回のブログテーマは、「模試の取り組み方」です。
受験本番が徐々に差し迫る中、この時期の模試をどのように受験すればいいのか?
模試を受けた後どのような復習をすればいいのか?
せっかく受けた模試を無駄にしないよう、最大限活用する方法をご紹介します!
1.どんな模試があるの?
中学受験・高校受験で代表的な模試は、以下の通りです。
自分の志望校やレベルに合わせた模試を受けることで、より正確な判定を得ることができます。
【国私立中学受験】
統一合判(首都圏模試センター)
志望校のレベルが中堅校まではこの模試!基礎の定着度合いを測れます。
合不合判定テスト(四谷大塚)・センター模試(日能研)
いずれも各塾生が受験者母体の大多数を占める。難関校を志望するならこの模試!
【公立中高一貫受検】
全国公立中高一貫校対策テスト(日能研)
思考力・文章力・資料読み取り能力など、公立中高一貫受験に必須な力を試すことができます。
【高校受験】
都立Vもぎ(進学研究会)・都立自校作成対策もぎ(進学研究会)
高校受験公開模試(駿台)
都立高校受験模試の定番。志望校が自校作成の問題を課す高校の場合、
「都立自校作成対策もぎ」を受験しましょう。
また、日比谷・西などの最難関都立受験を目指している方は、「駿台模試」の受験がベスト。
2.9月以降の模試で注意することは?
模試を受験する目的は、次の2つを知ることにあります。
①本番さながらの緊張感の中、現地点で自分が学んだことをどこまで発揮できるか
②模試を受けた後の自分の勉強計画をどのように修正し、対策を練っていくか
夏休みまでに勉強したことを、しっかりアウトプットできるかどうか。
ニガテ克服ができているかどうか。
模試の受験を通して、自分の勉強の定着度合いを測りましょう。
偏差値も気になる所ではありますが、偏差値の上下に一喜一憂しすぎると
勉強のモチベーションに支障が生じてきます。
大切なのは、「以前自分に足りなかった力が、今身についているか」という視点を持つことです。
もし夏休みまでの学習で定着しきれていない分野・単元があれば、
それを次の模試までに徹底的に対策をとっていくことで、
一つ一つ着実にレベルアップしていくことができます。
3.模試を受けた後の復習の仕方は?
最悪なのは受けっぱなしで放っておくことです。
模試が終わったら記憶が残っているうちにしっかり復習する必要があります。
オススメの復習方法は、「間違えた問題をコピーして、ノートに貼る」方法です。
模試を受けた後、自分の解答用紙は回収されますが、問題冊子と解答・解説集は
手元に残るはずです。解答を確認して、自分ができなかった問題のコピーをとり、
ノートの左側に貼ります。そして右側に、解き方のプロセスを解説集や自分の持っている
参考書を見ながら書いていくのです。
丸写しをするのではなく、自分の言葉で書くことがポイントです。
分からないところには付箋を貼って、先生に質問しその回答を書き込んでいきましょう。
9月以降、受験する模試の数が多くなっていくと思いますが、
模試の度にこのような「直しノート」をしっかりつくっていくことで、
自分のニガテが詰まった、自分だけの「問題集」ができあがっていきます。
範囲が膨大な模試の直前、ピンポイントで復習することが可能です。
ぜひ、試してみてください!
いよいよ受験まで半年を切りました。
1か月に1度のペースで実施される模試をペースメーカーにして、
最後まで走り抜けていきましょう。