教育プランナーブログ

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こんにちは!トライ東京本部です。

今回から高校入試シリーズ、いよいよ第3回が始まります!

まずは数学です。

都立の問題形式を確認しておきましょう(第1回のブログに掲載したものです)

 

■2011年の問題(大問5題)

1.計算問題・基本問題(9問)

2.数の証明問題

3.関数問題

4.平面図形の問題(証明問題あり)

5.総合問題

 

これら大問を分別すると、大問1・2・3が代数分野(計算や方程式、数の規則性、関数など)、

大問4・5が図形分野になります。

これらのうち、他人と差が付きやすく、かつ受験生にとって悩ましい分野が大問3~5です。

なぜかというと、大問3の「2次関数」、大問4の「図形の相似」、大問5の「三平方の定理」の分野は、

いずれも中3の2学期に学校で初めて習う分野だからです。

 

入試で頻出の分野にも関わらず、ここにきて初めて習う単元が多いのです。

必然的に、秋以降学校で習う範囲は、その都度しっかりと定着させる必要があります。

夏休みのように長期の休暇はもうありません。しっかりと腰を据えて復習する時間が無い以上、

日々の復習が極めて重要になります。

 

学校では、「2次関数」は2学期の前半、「図形の相似」は2学期の後半、

「三平方の定理」は3学期に扱います。

 

したがって、

定期テストを制するものが、都立入試を制する

と言えるでしょう。

 

関数・図形の対策を、この秋は強く意識していきましょう。

 

具体的な勉強方法ですが、関数は第2回のブログで扱ったので、

今回は図形分野について説明していきます。

 

点を稼がなければならない最大のポイントは、大問4の「証明問題」です。

証明問題は毎年出題されていますが、「合同」と「相似」いずれかの証明問題が問われます。

難易度はそこまで難しくなく、おおむね学校の定期テスト標準レベル程度に相当します。

 

ポイントは、

①証明のルール(結論を証明過程に用いない、箇条書きにしない、など)を身につけること。

②問題文から、ヒント(=仮定)を読み取ること。

③図に書き込みながら考えること。

④証明したい事柄(=結論)から逆算して考えてみること。

の4点です。

 

書き方が良く分からない人は、まずは解答例をまる写ししてみて、

証明で良く使う表現に慣れるとともに、それぞれの文が持つ意味を考えることから始めましょう。

 

都立を志望する方は、今学期の定期テストの結果は非常に重いものになります。

テストの点数を稼げれば、内申点UPが狙え、志望校へグッと近づいていきます。

 

都立入試対策を準備する上でも、

この秋は「関数」と「図形」に力を入れていきましょう!

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