教育プランナーブログ

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こんにちは!トライ東京本部です。

今回は高校入試シリーズ第3回、理科がテーマです。

 

受験まであと半年を切っています。残された時間、理科はどのように対策をとっていけばいいのでしょうか?

まずは入試傾向の確認です。昨年度の出題状況は以下の通りになります。

(今年7月5日のブログより)

大問1:第1分野(物理・化学)と第2分野から、基本的な知識を問う問題

大問2:エネルギーの有効利用(分野横断)

大問3:天体(第2分野、地学)

大問4:植物のからだのつくりとはたらき(第2分野、生物)

大問5:化学変化と物質の質量(第1分野、化学)

大問6:運動の規則性(第1分野、物理)

 

各分野からまんべんなく出題される都立入試の理科。

出題形式も、単純に用語が問われる設問は少なく、

実験結果や資料・図・グラフを読み取って解答する設問が多いことが特徴です。

今から全範囲を勉強するのは、他の科目との兼ね合いから難しいかもしれません。

理科にあまり時間を割くことができない場合は、次のような勉強方法をとっていきましょう。

 

1.過去問ベースの勉強方法をする

いまから分厚いテキストをすべてやりとおすことが難しいのであれば、過去問をベースにした勉強方法をとっていきましょう。

まず昔のものから順番に、過去問1年分を解いてみます(必ずコピーを用いること)

そして○つけをして、正答率を見ながら苦手な分野を特定します。

解答・解説には、各設問に分野名が書かれていますので

(たとえば「空気中の水蒸気量」「星座の見え方」「分解者のはたらき」など)、

それに該当する教科書・ワークへさかのぼって復習しましょう。その際、

ワークを解くだけではなく、問題を解くのに必要な知識や考え方を自分でノートにまとめていきましょう

何年も解いていくと、自然と問われやすい形式や分野がわかり、解答スピードも速くなっていきます。

また過去問ベースで勉強することで、無駄なく知識を吸収することもできます。

 

2.計算問題に強くなる!

必ずと言っていいほど、都立入試の理科には毎年計算問題が出題されます。

対策は必須といってよいでしょう。代表的な分野は以下の通りです。

①電流(オームの法則など)

②化学反応(元素の質量など)

③運動とエネルギー(平均の速さ)

これらの分野の計算問題は、ただ用語を覚えるだけでは解けません。

各分野の参考書を何度も読み、わかりづらいところは質問しながら、

人に説明することができるレベルまでもっていきましょう。

そのうえで、

計算の考え方(なぜ 足す/引く/掛ける/割る のか)をしっかり理解し、

公立高校の過去問にたくさんあたっていきましょう。

くれぐれも解説を読んでその計算方法をうわべだけさらうような勉強はしてはいけません。

問われ方が少し変わるだけで太刀打ちできなくなってしまうからです。

 

これから理科の逆転を狙う場合、

覚えるべきことと理解すべきことのバランスをとっていくことが必要です。

過去問をうまく使って、効率よく勉強していきましょう。

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