教育プランナーブログ

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こんにちは。家庭教師のトライ 東京本部です。

受験まであと1カ月となりました。

2012年最後のブログテーマは中学受験直前対策です。

 

【学習面】

いよいよラストスパートですが、この限られた残りの期間で

「志望校選び」、「やることを決めて取り組む」ということに重点を置きましょう。

志望校、勉強方法を絞ることで、より効率を上げ、合格率を上げましょう。

 

絞るポイントとしては以下の2つです。

 

 

①志望校の出題傾向を知り、正答率の高い問題は確実に解答する。

まずは過去問を分析し、正答率の高い問題を把握しましょう。

ポイントは時間配分とケアレスミスに十分気をつけることです。

この時間配分とケアレスミスが試験の合否を左右する重要なカギとなります。

試験問題が配られた瞬間にサーっと全体的に目を通し、この問題ならすぐに解ける、

これは時間がかかるなと見定めてから取りかかる必要があります。

できない問題に時間がかかり、できる問題が解けなかったのではもったいないです。

ケアレスミスも積もれば山となります。

落としてはいけない問題で、大きく点数を失ってしまっては、今までの努力が水の泡です。

ケアレスミスの多い生徒は、必ず見直す癖をつけましょう。

 

 

②苦手な分野で確実に解ける問題を増やす。

苦手な分野だからといって簡単な問題を手つかずで取り逃してしまうのは、非常にもったいないです。

苦手な分野はそれだけ伸びしろがあるということです。

得意な分野ばかり復習せず、苦手な分野や、過去問題を解いて解けなかったところをかいつまみ、

類型問題を解いて練習するようにしましょう。

 

 

また、これからテクニックとして知っておいてほしい、

トレーニングしてほしいポイントは以下の3つです。

 

 

①問題を見てから1分以内に、解く順番を決められるよう訓練すること。

問1から順番に解いていくと、ほぼ時間切れになったり、解くべき問が解けなかったりします。

正答率70%の問はどれなのかを瞬時に見極める訓練をする必要があります。

そのためには、昨年までの問題傾向を事前情報として得ておく方法と、

問題そのものから見極める方法の2点があり、これも訓練次第で出来るようになります。

 

 

②問題演習は自宅だけでなく、図書館や自習室などでも取組むこと。

問題演習をする目的は、すでに理解している内容をきちんと発揮できるようにすることです。

その発揮するべき本番は「入試」です。当然、入試と同じ環境(場所や心理的な状況)で訓練が出来れば

一番良いのですが、そうはいきません。最も効果がないのは、自宅で時間も計らずにのんびりと解くことです。

プレッシャーのかかる環境を自ら作り出し、その中で解いていく訓練をしない限り、得点力はつきません。

とにかくリハーサル学習をしましょう。

過去問題やテスト形式の問題を時間を測って解いてみることは、メンタル面でも重要です。

回数をこなすことで、時間配分のイメージトレーニングや自信につながります。

 

 

③午前中、夜に取組むべき科目を使い分けること。

一番でやるべきことは、前日に学習した内容の整理です。

夜、寝ている間に脳内で整理された知識を朝一番で思い出す作業をすることで、

「思い出し能力」といわれる「想起力」が鍛えられ、いつでも思い出しが出来るようになります。

さらに、午前中は知恵を使って解き進めていく学習が効果的です。

数学や算数などの応用問題などがそれにあたります。

夜は「復習」です。覚えておくべきことを脳に焼き付けることが効果的です。

 

 

以上3点をぜひ実践してみてください。

 

 

【生活面】

体調管理にも十分気をつけなくてはなりません。受験は一発勝負なので、

体調が悪くて当日100%の力を出すことが出来なかったなんて悔しい思いはしたくないです。

ちょうどこの時期は冬休みとも重なる時期なので、夜型になってしまっているお子さん

多いのではないかと思います。ここはしっかり夜型から朝型に切り替え、

十分な睡眠時間をとることが大切です。睡眠時間が不足してしまうと、

子供も大人と同じように疲れやすかったり、風邪をひきやすかったり、集中力が低下してしまいます。

睡眠時間をたくさんとることは記憶を整理する上でも、とても効果的なのです。

 

以下の3つは基本知識として、これからの生活で心がけてください。

 

 
①睡眠前3時間は、バラエティ番組は見ないこと。

睡眠時、人間はレム睡眠、ノンレム睡眠を繰り返すことにより、

今日一日の出来事などの記憶を整理します。

基本的には、睡眠直前のものから順々に記憶として定着させていきますが、

特に印象の強い記憶があることで、その内容が優先的に記憶として定着していくことになります。

折角、午前中、午後に一生懸命学習した内容も、

このルールを破ることで一瞬にして吹っ飛ぶこともあるのです。

 

 

②受験の常識「朝型」への改善は、日々30分以内で早めていくこと。

普段、夜型の子が受験前だからといって、一気に早起きにする子がいます。

しかし、一旦ついた生活習慣を急激に変えることは、大きなストレスを生むことになります。

大きなストレスは脳内における記憶をつかさどる細胞(LTP)を死滅させる最悪の敵です。

覚えが悪くなったり覚えたものが思い出しにくくなったりします。

ですから、日々少しずつ早起きにしていくことが必要です。

 

 

③受験1ヶ月前を切ったら、ビタミンB、Cを多く摂取すること。

②でもありましたように、ストレスは大敵です。ただ、受験生にストレスはつきもの

ストレスを溜めないようにというほうが難しいものでしょう。

そのため、ストレスが奪ってしまうビタミンB、Cを多めに摂取することが大切です。

ビタミンBを多く含んでいる食材は豚肉、レバー、卵、緑色野菜、豆類

ビタミンCを多く含んでいる食材は、かんきつ類、イチゴ、メロン、ブロッコリー、トマトなどです。

 

 

中学受験は、とにかく親御様のサポートがとても重要です。

上記を参考にして頂き、今後の生活に活かし、お子様、親御様の今までの努力を十分に活かしましょう。

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