教育プランナーブログ

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こんにちは!トライ東京本部です。

2013年度の中学入試が軒並み終了しました。

長い長い戦いを終えた受験者の方々、ご家族の方々、本当にお疲れさまでした。

トライにも続々と嬉しい合格のお知らせが届いています。

 

今回のブログでは、今年度の中学入試全体を簡単に総括していきたいと思います。

 

 

1.公立中高一貫校受験について

近年、学費を押さえながら私立中並みの水準の施設・教育を享受できる、

公立中高一貫校受験の人気が高まっていましたが、今年は前年度と比べ応募者も微増

とどまったようです。「公立中高一貫校 対策センター」の速報によれば、

九段を除く都立中高一貫校において、応募者合計数が10583人。

昨年の9847人に比べ約1.07倍増の推移になっています。

 

小石川中など、昨年度より応募者数減の中学校もある中で、

今年の応募者状況で特に目を引いたのが、何といっても桜修館中です。

2013年度の応募者数が1501人で、昨年度の何と1.4倍が志願している計算になります。

東大や一橋大、東工大などの最難関国立大に加え、早慶などの難関私立でも

多くの合格者を輩出した実績が、志願者にとって非常に魅力的に映ったのでしょう。

 

今後も「大学合格実績」は中学選択において特に大きなファクターになっていくと思われます。

 

 

2.私立中受験について

東京の男子御三家と呼ばれる開成・麻布・武蔵中

日能研によると志願者数は、開成・麻布で増、武蔵で減という結果になりました。

(前年度比:開成78人増・麻布40人増・武蔵82人減)

 

同じく東京の女子御三家、桜蔭・女子学院・雙葉は軒並み志願者数減の結果でした。

(桜蔭65人減・女子学院21人減・雙葉21人減)

 

全体的に女子の安定志向が指摘されていますが、私立中においても「大学進学実績」が

重視されつつも、公立受験者層に比べ、「自宅からの通いやすいさ」「施設面の充実度」などの

ファクターが重視される傾向にあるのではないでしょうか。

 

特に女子の場合、立地と合格可能性を天秤にかけて、最終的な受験校を選択していると思われます。

 

 

3.最後に

中学受験は、ほとんどの場合、中高の6年間を過ごす場所を決めるという、

大きな決断を意味します。親御様のご希望とお子さんのご希望をすり合わせて、

「どんな環境がこの子にとって必要か」を、目先だけでなく人生全体まで考えた上で

受験校選択をしていきます。

 

近年は、合格実績が非常に重視されていますし、学校側もそれを意識したPR活動を

していますが、数字だけで慌てて受験校を決めるのではなく、実際に学校に足を運び、

どんな学校に通わせるのがお子さんにとってベストか、早い段階から

準備をすすめていくのが良いと思います。

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