教育プランナーブログ

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こんにちは!トライ東京本部です。

ネットでも話題になっている、今年の麻布中の「ドラえもん」問題。

みなさんご存知ですか?

 

“「ドラえもん」がすぐれた技術で作られていても、生物として認められることはありません。

 それはなぜですか?説明しなさい”

 

解答欄には空欄のみ、記述問題です。いろいろ物議を醸しています。

こんな問題に遭遇すると、わくわくしてきませんか?

 

いわゆる教科書の暗記といった勉強から離れ、より実践的・科学的な思考を問う問題が、

中学入試には多くあります。

今回のブログでは、トライさんが魅力を感じた、中学入試の問題を紹介します。

お父様・お母様は、ぜひお子様と一緒に頭を悩ませながら、「楽しんで」解いてもらえればと思います。

 

 

問い1 2011年海城中<第1回> 理科

“地上では明け方や夕方の空にISS(国際宇宙ステーション)や人工衛星を見ることができますが、

 真夜中には見ることができません。その理由を説明しなさい。”

 

ISSに5ヶ月半滞在し、2010年6月に無事地球へ戻った宇宙飛行士の野口聡一さん。

宇宙から見た地球の姿やオーロラを撮影しインターネット上に投稿したことで話題を呼びました。

こうしてみると、その時の時事を意識して、設問が作られていることがわかります。

 

この問題、実は「ものが見えるとはつまりどういう状態か」という基本が分かれば解答できます。

「宇宙だから特別なことを考えなければ」と思いがちですが、騙されず、普段「ものが見える」理由を考えてみましょう。

 

 

問い2 2009年都立桜修館中 国語

“次の「ごはん」の写真を見て、あなたが考えたことを分かりやすく書きましょう。

 字数は500字以上、600字以内とします“

 

これもユニークな作文問題です。

受験生に与えられるのは、上の問題文と、茶碗一杯のほかほか炊き立てご飯の写真。

これだけで500字以上の作文をしなければなりません。

題材にとらわれない、桜修館中の先生方の発想に脱帽です。

 

書く中身に縛りはありません。条件はただ一つ、「分かりやすく」ということです。

自分の考えをいかに論理的に、分かりやすく言葉で表すことが出来るかが問われます。

 

いかがでしたでしょうか?

中学入試の問題は、「こんな生徒に来てほしい。こんな考え方ができる生徒と一緒に勉強したい」という、

中学校の先生方のメッセージが詰まっています。

ただ単に解くべき“問題”という視点ではなく、頭を使って“楽しむ”視点で中学入試の問題を眺めれば、

もっともっと勉強が楽しくなってくると思います。

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