教育プランナーブログ

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こんにちは

家庭教師のトライ 東京校です。

 

本日は、高校受験のシステムについて確認していきたいと思います。

 

都立選抜の流れは大きく2つあり、推薦入試と一般入試とがあります。

 

 

推薦入試には【一般推薦】と【文化・スポーツ特別推薦】と2種類あります。

 

一般推薦は、一般的な推薦入試で、調査書、面接、小論文、自己PRカードなどを用いて判断されます。

文化・スポーツ特別推薦は、卓越した能力を持つ生徒の個性を図る入試となります。

 

募集人員は一般入試も合わせた定員の20%~50%以内の枠になります。何%かは学校によって異なります。

 

志望校の推薦枠は各自確認しておきましょう。

 

 

一般入試学力検査を伴う試験となります。

 

選考の仕方は、学力検査と調査書の得点合計(総合得点)面接、小論文などの点数、

自己PRカードを考慮して総合的に判断して行われます。

 

学力検査は、学校によって、5科目受験(国数英社理)、3科目受験(国数英)とに分かれております。

 

各教科100点満点ですが、単位制やコースを置く高校では特定の教科の配点比重を重くするところもあります。

 

調査書は、5段階の評定数値をもとに計算します。計算式は下記の通りで、51点満点です。

 

≪学力検査が3教科の場合≫

学力検査3科の評定合計+3科以外の6科の評定値の合計×1.2

 

≪学力検査が5教科の場合≫

学力検査5教科の評定値の合計+5教科以外の4教科×1.3

 

 

学力検査と調査書点を足した総合得点の満点は1000点ですが、

何点満点に換算するかの比率は学校ごとに異なります。

 

学力検査点と調査書点の比率は7:3、6:4、5:5、4:6と4通りあります。

 

面接や小論文などを行う学校において、点数の上限は、

面接300点、作文200点、面接作文両方実施は300点、実技検査は1000点となっております。

 

 

総合成績の算出方法は以下のようになります。

 

例)

5科目受験、学力検査と調査書比率6:4、面接200点、作文100点、実技得点200点の学校の場合

 

・学力検査 500点 → 換算後600点

・調査書 → 換算後400点

 ⇒ 総合得点1000点

・面接作文 300点

・実技 200点

 

◎総合得点(1000点) + 面接作文(300点) + 実技(200点) = 1500点満点

 

この例の場合、学力検査が600点満点、調査書が400点満点なので、

それぞれの得点は比例換算による計算で求める必要であります。

 

学力検査点=自分の学力検査点×600÷500

調査書点=自分の調査書点×400点÷51

 

このような形で計算していきます。

 

学校ごとに比率や総合得点も変わってくるので、計算が難しいかもしれませんが、

志望校を希望している生徒の中で、自分がどの立ち位置にいるか、本番の試験でどのくらいの点数を

目標にしていくべきなのか把握が必要なので、一度、志望校の配点を確認しておきましょう。

 

志望校に向けてどのように勉強すればよいかわからない、一般試験の総合成績の出し方がわからないという方は

気軽にお問い合わせください。受験専門の教育プランナーが学習相談いたします。

 

家庭教師のトライ 東京校

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