2011年9月17日
大分県高校入試 理科②化学の傾向と対策
大分県の高校入試、理科の中でも苦手意識の強い生徒さんが多い『化学』。
今回は、そんな化学の傾向と対策をお伝えします。
主な出題内容は、次の5つです。
・物質とその変化
・気体の発生と性質
・化学変化と質量
・原子と分子
・酸とアルカリ・中和
ポイントとなるのは、
・「物質の変化」として、沸騰石を入れる状態、試験管を冷水にいれ状態を観察、蒸留による分離
・鉄や硫黄の化合・反応式
・中和反応
・酸化・還元:金属の性質や物質のつくり、化学反応式、鉄と酸化鉄の違いや酸化物について
・化学変化とエネルギー
などです。
≪過去の出題例≫
平成22年 酸化による物資の質量変化(酸化物の色・酸化の質量・酸化分子の数)。
平成21年 試験管に入った複数の気体が何であるかを調べる問題。
いくつかの観察結果をもとに、発生した気体の名称と、その気体を発生させる物質の組み合わせを選択する問題。
合わせて化学反応式も問われます。
平成20年 砂糖水・水酸化ナトリウム水溶液・アンモニア水・塩酸・食塩水を試験管に入れて、
気体の発生、リトマス紙の色の変化、気体の化学式を問う問題。
化学に関しては、毎年類似問題が出題されています。
実験に関する問題がほとんどで、各学年の内容が複合して出題されています。
教科書に載っている化学式や化学反応は限られているので、
必ず暗記してノートにまとめておきましょう!