教育プランナーブログ

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大阪府の公立高校入試の国語には、「課題作文」が毎年出題されます。

作文を書くことが苦手な方も多いと思いますが、作文対策が後回しになってしまい、対策が不十分なまま入試を迎えてしまうという事態は避けなければなりません。

今回は、「課題作文」 の対策についてお伝えします。

 

■20年度前期入試

「あなたが『時間』に対してもつイメージを表すことばを一つ考え、そのことばとそのことばを選んだ理由をあわせて、二百字程度の文章を書きなさい」

 

■20年度後期入試

「『明日(あした)』という題で、三百字以内の文章を書きなさい」

 

■21年度前期入試

「平成十九年度『国語に関する世論調査』(文化庁が実施し、全国十六歳以上の男女、約二千人が回答)の結果によると、『ほかの人の言葉遣いがきになるか』という問いに対し、およそ七割の人が『気になる』と答えています。あなたは人と話をするときに、ことばの使い方でどのような点に注意しますか。後の条件にしたがって、二百字程度の文章を書きなさい。

条件1 二段落構成で書くこと。

条件2 第一段落には、あなたが人と話をするときに、ことばの使い方で注意する点を書くこと。

条件3 第二段落には、第一段落で述べた点になぜ注意するのかを書くこと。」

 

上記のように、過去の課題を見ると出題テーマが非常に多様であることが分かります。

 

このような課題作文の対策としては、ただ単に「読書」をするだけでは、十分ではありません

 

おススメの課題作文対策(訓練)を2つご紹介します。

 

『身近なことや時事問題について、自分の考え(感想)を持ち、なぜそのように考えたのか理由をつけて、書いてみる』

 

『読書感想文を書いてみる』

 

 

最近のトピックスとして例を挙げると、「原子力発電所」「ボランティア」「なぜ漫画『ワンピース』は多くの人に支持されるのか」など・・・

身近なテーマとして、「エコ」「友達」「親」「勉強するということ」「高校選び」「部活動」「委員会」「生徒会活動」など・・・

自分で題材が見つからない場合は、学校の先生や親御さんにお題を出してもらうのもよいでしょう。

 

新聞の『社説』『天声人語』のように、時事問題に対して、考えや意見を展開している文章は、少し難しいかもしれませんが参考になりますよ。

 

書くことに慣れてきたら、二百字程度や三百字以内など「字数制限」を設けたり、○分以内に書くという「時間制限」を設けて、プレッシャーの中で書くトレーニングも必要になります。

 

これからGWに突入しますが、GW中に1つ題材を見つけて、自分の考えを盛り込んだ文章を書いたり、1冊本を読んで読書感想文を書いてみてはいかがでしょう?

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