2022年10月24日
大阪府公立高校入試 傾向と対策
大阪のみなさん こんにちは!
高校入試まであと半年を切りましたね。
2学期の過ごし方で大きく差がつく高校入試。
今回は大阪府公立高校入試の傾向と対策についてお伝えします。
~大阪府公立高校 入試日程~
【特別選抜】
出願期間:2月14日・15日(音楽科は2月7日・8日)
学力検査:2月20日
面接・実技など:2月21日(音楽科は2月18日)
合格発表:3月1日
【一般選抜】
出願期間:3月3日・6日・7日
学力検査:3月10日
合格発表:3月20日
【2次選抜】
出願期間:3月23日
面接:3月23日
合格発表:3月27日
■特別選抜 傾向と対策
特別選抜では、国語・数学・英語それぞれA(基礎的な問題)、B(標準的な問題)の2種類の問題と理科・社会はそれぞれ1種類の問題。
英語を除く4教科の検査時間は40分、英語は筆答40分、リスニング15分。
各教科とも45点満点で実施。
【国語】
漢字の読み書き、古文、論説文の問題は頻出。
また、品詞や接続詞などの国語知識の他、10~30字程度の記述問題が出題される。
字数内で適切に表現する練習が必要。
【数学】
計算問題、関数、図形、確率の問題は頻出。
Aでは図形に関する証明を完成させる問題、Bでは図形に関する証明を書かせる問題が出題されるので、証明を書く練習も大切。
【英語】
Aでは基本的な語彙力を問う問題の他、長文読解、5語程度の条件付き英作文が出題。
Bでは対話文読解、長文読解に加え、対話文を完成させる10語程と20語程度の条件付き英作文が出題。
別途15分間のリスニングテスト。
【理科】
大きく4問に分けられ、地学、化学、生物、物理の問題でそれぞれ構成される。
単純な用語の記述問題だけでなく、文章記述問題、数値を計算する問題が頻出。
実験や観察を題材とする問題が多いため、基本事項や手順を整理しておきましょう。
【社会】
地理、歴史、公民の3分野総合問題が1問と、地理、歴史、公民で各1問の4大問構成。
基本的な用語の選択や記述問題の他、グラフや地図などの資料を読み取る力が問われる問題も出題。
基本的な用語は確実に内容と関連付けて理解することが大切。
■一般選抜 傾向と対策
一般選抜では、国語・数学・英語それぞれA(基礎的な問題)、B(標準的な問題)、C(発展的な問題)3種類の問題と理科・社会それぞれ1種類の問題。
各教科とも90点満点。
教科によって検査時間が異なるため、注意が必要。
【国語】
検査時間は50分。
大きく5問に分けられ、論説文、古文、漢字の読み書き、条件付き作文は頻出。
読解問題では、20~50字程度の記述問題が出題。
180~300字程度の条件付き作文は、テーマに沿って自分の考えを述べることが求められるため、与えられた条件を理解した上で文章にまとめる練習をしておきましょう。
【数学】
検査時間は、A、Bが50分、Cが60分。
計算問題、関数、図形、確率の問題は頻出。
Aでは図形に関する証明を完成させる問題、B、Cでは図形に関する証明を書かせる問題が出題。このような問題を正解できるかどうかが合否の分かれ目となることもあるので、証明問題の練習は必須。
【英語】
検査時間は、A、Bが40分(別途リスニング15分)、Cが30分(別途リスニング25分)。
Aには基本的な語彙力を問う問題が最初にあり、A、Bともに長文読解、対話文読解が出題。
Cは文法の応用問題が1題、図表の読み取りを含む文脈把握がカギとなる読解問題が数題出題。
A、Bは対話文を完成させる条件付き英作文も出題。Aは5語程度で3文、Bは10語および20語程度で書くことが課せられる問題が出題された。
Cはまとまった分量を書くことが求められるので、英作文の練習も抜かりなくやっておきましょう。
【理科】
検査問題は40分。
大きく4問に分けられ、生物、化学、地学、物理からそれぞれ出題。
実験・観察を中心とした基本的な内容を問う問題が多い。
また、問題文の中に解答のヒントとなる内容が書かれていることもあるので、緻密な読解力も身につけておきましょう。
【社会】
検査時間は40分。
地理、歴史、公民を組み合わせた問題が1問と、地理、歴史、公民で各1問の合計4大問構成。
地図や表、グラフなどの資料を読み取って選択する問題は、幅広い知識が求められる。
また、文章にあてはまる語句や説明を選択させる問題が多く出題されるので、教科書の太字の重要語句は、その内容を確実に理解しておきましょう。
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