2013年9月10日
滋賀県 秋以降の過ごし方~高校受験生編~
みなさん、こんにちは。
滋賀のトライさんです。
秋は、夏休み以上に学力差が大きくつく時期です。
それは、イベントの秋といわれるように、文化祭や体育祭、学校によっては修学旅行と、
たくさんの学校行事が盛り込まれている時期であるためです。
夏までに修学旅行や文化祭などを催す学校の場合、
秋にイベントが盛りだくさんの学校と比べて勉強時間が多く確保しやすい状況があります。
受験はすべての学校から受験生が集うため、この秋にイベントが集中している場合、
受験で合格を手にするために、学習効率を重視して秋を乗り越えなければなりません。
まずは、受験日から逆算して学習計画を作成することから始めましょう。
志望校の偏差値(必要得点)がどの程度で、頻出単元はどこなのか。
受験前にどれくらい過去問対策が必要で、
そのためには、いつまでに基礎学力を完成させなければならないのか。
一般的な目安としては、11月までに基礎学力をつけ、
冬以降に実際の過去問等を使った入試対策を行います。
すると、この3年間の学習の総復習を、のこり2カ月弱で行わなければなりません。
これが実際可能なのかは、これまでのテスト、模擬試験などを見なければ判断できませんが、
学校行事の準備なども考慮し、場合によっては基礎学力完成の時期を
1ヶ月伸ばすことも必要かもしれません。
あとは、どの問題集をメインに学習を進めていくのかを見極めなければなりません。
基礎力をつけるためには、基礎力がつく問題集選びが必要不可欠です。
入試対策をするためには、入試レベルの問題集選びが必要です。
入試が近付けば近付くほど、いろんな問題集で対策したがる心理作用が働きますが、
そこはしっかり1冊の問題集を見極めて、軸をぶらさない学習が大切です。
最近いただく相談の内容として、やはりAO、推薦を含めた受験対策が非常に多いです。
合格の可能性を見出すだけではなく、合格を実現するための道筋をいかに見つけられるかが
合格のための第一歩となることは言うまでもありません。
この忙しい時期だからこそ、やるべきことを1つ1つ確実にこなして、冬の学習へつなげていきましょう!