2011年7月11日
島根県 中学英語の勉強法【単語】
1学期もそろそろ終わりに近づき、皆さんが楽しみにしている夏休みがいよいよ始まります。
夏休みには1学期の復習をしてもらいたいのですが、中学1年生を中心に「英語が分からなくなってきた」とのご相談を受けます。そこで英語の勉強方法についてお話したいと思います。
英単語の勉強といえば「ノートに何回も繰り返し書く」といった覚え方をする生徒さんが多いと思います。繰り返し行う事は決して間違いではありませんが「ただ書き写している」だけになっていませんか?
単語の読みや意味を考えずに写しているだけでは定着しません。単語テスト前や定期テスト前の短期記憶はできますが、時間がたつと、以前習ったはずの単語の意味が分からない、書けないといった状況に陥ります。ただ丸暗記しただけでは長期記憶にはならないのです。
ではどうすれば、長期記憶になるのか? ポイントは以下の点です。
・単語の読みをしっかりと行う。
英単語はアルファベットの組み合わせで構成されていますが、特定の文字同士が合わさることによって特別な発音になったり、ローマ字読みでは読めない単語が多数あります。まずは正確に読むことから始めましょう。読みは目読ではなく必ず音読をしてください。
・書きの練習をする前に日本語の意味を理解する。
単語は、その意味が分からなければ、単なる記号(文字の組み合わせ)でしかありません。必ず最初に日本語の意味を理解することによって、英単語の書き取りをしながらその単語と日本語の意味をリンクさせて覚えることができます。
・書きの練習の際は必ず声に出しながら、リズムよく書けるように繰り返す。
単語を書く際に発音しながら書く事によってリズムが生まれます。そのリズムに合わせて書くようにすれば間違ったスペルを書いた際に違和感を感じます。単語を体全体で覚えるようにしましょう。
これらを意識しながら練習することにより単語を覚えるスピードや正確性が向上します。無意識で出来ている生徒さんも多いですが、英語が苦手な生徒さんはこれらが出来ていないことが多いです。もう一度自分の学習方法と照らし合わせてみてください。
特に中学1年生の英語は最初が肝心です。少しでもつまづいているなと感じたら、一度トライにご相談ください。