2月 | 2023 | 家庭教師のトライ島根県エリアブログ

2023年2月

2023年2月25日

2023年度大学入学共通テストの概況について

今回は2023年度大学入学共通テストについて、各科目の概況を抜粋してお知らせしたいと思います。それぞれの傾向と対策を掴んで新年度の目標を立てたりすることに役立てばと思います。

【英語リーディング】

傾向：部分読みではなく、文章の全体構成を捉える力が求められる。
出題のポイント：必要な情報が本文全体に散らばっている問題が多数。専門的な内容の長文が増加した。
→わからない単語や情報が出てきても、段落ごとに要点を押さえながら大まかに読み進めることが重要！
来年に向けた対策：単語を丸暗記ではなく、言い換えに対応できるように類義語・対義語を意識して覚える。文章全体の主張に加え、各段落の要点を大まかに理解しながら読む力をつけるようにする。

【現代文】

傾向：複数の文章や資料を読み取って理解する力が必要。
出題のポイント：第1問は文章の比較をする問題。第2問資料とそこからわかる構想メモを提示した問題が出題された。
→本文だけではなく資料の内容も精読したうえで、本文や資料に記載のない選択肢を除く作業が求められる。
来年に向けた対策：線を引く、メモをとるなどをして読みながら情報整理できるようにしておく。問題を解く際に時間を意識し、文章を読むスピードを上げる訓練をしておく。

【数学】

傾向：Ⅰ・Aでは思考力重視を維持しつつ、Ⅱ・Bでは複雑な設定から本質を見抜き、迅速に処理する力が測られた。
出題のポイント：定義の理解や図形の基本性質を問う問題を手早く計算できれば、
時間のかかる問題に落ち着いて取り組める。また、日常的な話題を数学モデルで考察する問題が出題された。
→基本概念の理解・計算力・図形の描写力など数学に必要な能力が総合的に試される。問題設定を正しく読み取り、疑問を数学的に解決する過程が重視される。
来年に向けた対策：関数のグラフの形状や、さまざまな図形を正確に描くことで解法が思い浮かぶことも多いので、自分の手で図を描く習慣をつけるようにしておく。日常の題材を数学的にモデル化する問題が共通テスト数学の特徴。共通テスト模試・過去問・予想問題に繰り返し取り組んで問題形式に慣れておく。

【新高3生の方は】

・解答根拠が前から順に並んでいないので、「どこに何が書いてあるか」を瞬時に把握する力を1年間で身に着けていきましょう。
・丸暗記では解けない問題なので、安易なテクニックに走りすぎず、丁寧に勉強していきましょう。
・思考する力や、文章やグラフを読み取る力が求められており、こうした実戦力を身に着けていきましょう。

【新高1・高2の方は】

・共通テストでは、このような力が求められています。
・こうした力を身に着けるために、日々の学習で「本質的に理解する力」が求められていきます。学校の授業と並行して、原理原則を理解する時間をしっかりと確保していきましょう。

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2023年2月16日

この春、トライなら変われる！ “新年度スタートダッシュキャンペーン”好評受付中！

新しい生活がスタートする春は、しっかりと準備ができているかどうかで、1年間の学生生活が大きく左右される大切な時期でもあります。
トライでは、この大切な時期に「新年度スタートダッシュキャンペーン」を実施します。
勉強が落ち着くこのタイミングで、一緒に新学年に向けた準備を行いましょう！

新学年の授業は、今までの学習内容をもとに進んでいきます。勉強が落ち着く春のうちに、新学年に向けた準備を行ったかどうかで、1年間の成績に大きな差がついていきます。

ただし、春の勉強はやみくもにやっても効果はでません。

理想的な勉強は、“自分の苦手にポイントを絞った1年間の総復習”と“超重要単元にポイントを絞った新学年の予習”です。

トライでは、一人ひとりに最適な学習方法をご提示いたします。

この機会にぜひトライのマンツーマン授業をご体験ください。

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2023年2月9日

受験生必見！入試当日までの過ごし方

入試本番が近づき、焦ったり不安になったりする方も多いのではないでしょうか。本番で100%の力を出し切るために勉強はもちろんですが､心構えも大切です。当日までに万全の準備をしていきましょう。

１　入試当日までの過ごし方

① 　朝型への改善は日々30分以内で早めていくこと
普段夜型のお子さまが、入試本番に合わせるため受験直前期に一気に朝型にしようとするケースがあります。しかし、一旦ついた生活習慣を急激に変えることは､脳内の記憶をつかさどる細胞にとって良くありません。 日々少しずつ早く起きられるようにしていくことが必要です。

② 　本番と同じ曜日・時間に試験会場へ行ってみること
入試本番に緊張することなく実力を発揮できるように、本番のシミュレーションをしておくことが大切です。試験会場に無事たどりつけるかどうかが意外とストレスになることもあります。また、朝の電車の混雑状況などをあらかじめ把握しておきましょう。

２　入試前日～当日の過ごし方

① 　入試前日は長時間の勉強をしない
入試前日は体調を整えることが最も大切です。 前日の長時間勉強は避け、本番で100%の実力が発揮できるよう心身ともにリラックスした状態にしておきましょう。ゆっくり食事をとったり、好きな音楽を聴いたり、家族と話をしたり、好きなことに時間を使うと良いです。

② 　試験会場にたくさん参考書を持ち込まない
試験会場に参考書をたくさん持ち込んでも、全てを確認できる時間はありません。当日は要点をまとめたノートを持っていき、短時間で復習できる用意をしておきましょう。苦手な問題を完璧にしようとせず、確実に得点できるところを中心に確認してください。

③ 　自分の解ける問題から確実に解こう
本番はどうしても緊張や焦りが生じてしまいます。そうなると、いつもなら解ける問題も解けなくなります。そんなときは、やみくもに問題に取り組むのではなく、一旦目を閉じて、ゆっくり深呼吸をしましょう。そのあと、 自分が解ける問題から確実に解くことが大切です。単純な計算問題や漢字の書き取りなどから落ち着いて解いてみましょう。

３　自分に自信を持とう！自信を持って勉強しよう！

「入試当日まで時間がないので焦ってしまう……」
「勉強に集中できない！」
「本番でミスをしないか不安……」
「苦手な単元の問題が出ないか不安……」など

受験直前に不安になるのは皆同じです。不安を取り除いて、本番までの受験勉強に悔いのないようベストを尽くしましょう。受験を意識して応用問題に取り組むことも大切ですが、基本問題の演習を行い「解ける」「できる」という感覚を持つことも大切です。これまで解いてきた参考書の問題を繰り返し解いて自信をつけておきましょう！