2012年3月8日
島根県 地元大学受験関連情報
島根県の皆さんこんにちは、家庭教師のトライ島根校です。
今年度の受験も3月7日の公立高校の入試で、いよいよ大詰めを迎えました。
これから合格発表が続き、次々と来年度の進路が確定していくことと思います。
一方で、現在の2年生にとっては、自身の受験に向けての情報収集を、
先輩からしておきたい時期となっています。自分の志望する高校(大学)を受験した先輩から、
その体験を活かしたアドバイスをもらうことは、これから約1年続く受験を効率的に乗り切るために
非常に有効です。受験が終わった先輩たちに積極的に話を聞きに行くようにして下さい。
今回は『島根県の受験最新情報』をテーマにお送りします。
特に今年募集要項に変更のあった、島根大学の総合理工学部数理・情報システム科と
島根県立大学看護科に着目してみたいと思います。
まず、島根大学の総合理工学部、数理・情報システム科ですが、
今年度募集より選抜試験の段階で、数理系と情報系を分けての募集となっています
(昨年までは入学後に科の振り分けが行われていました)。
学科全体の競争率は学科全体で4.1倍と、昨年の3.7倍と大きく変化することはありませんでしたが、
数理系5.7倍、情報系2.5倍と内訳は大きく数理系に偏っています。
これは今回の受験から、センターと二次試験の得点比率を選べる形式に変更になったことにより、
数学が得意な受験生が逆転を目指して志願したものと思われます。
今回の結果を踏まえ、来年度の動向も変化していきますので、
志望される方は情報収集をしっかり行うようにしましょう。
次に島根県立大学の看護学部ですが、来年度4年制移行の最初の受験となりました。
4年制への移行に伴い今年は非常に人気が集中しました。
その影響からか短期大学部の学科が軒並み競争率を下げています。
特に保育科は昨年4.5倍から2.3倍となっており、来年度も同様に看護科に人気が集中するようであれば、
公立の保育科を志望される方には狙い目となるでしょう。
以上のように、受験には学力だけでなく情報も不可欠です。
来年受験を迎える2年生の方は、最新の情報を基に志望校を選び、1年間頑張って下さい。