2012年4月1日
島根県 問題集・参考書の選び方
皆さんこんにちは。春休みも半分が過ぎ、あと一週間ほどで新学年がスタートします。
皆さん、この一週間で一年を振り返り、復習に取り組むことが出来たでしょうか?
まだ余り出来ていないという人は、残り一週間、しっかりと机に向かって下さい。
さて、今回は来年度の学習、特に家庭での学習をサポートしてくれる
「問題集・参考書」の選び方についてお送りしたいと思います。
ほとんどの方は、問題集や参考書を書店で購入されると思います。
一言に問題集・参考書といっても、その数は膨大ですので、目的によってしっかりと
選ばなければなりません。そしてこれが一番重要なのですが、
万人にとって最良な問題集や参考書など存在しない、ということです。
例えば、先輩が使ってすごく成績が伸びた参考書を使ってみたら、成績が伸びるどころか
逆に落ちてしまった、なんてことも起こるのです。
問題集や参考書というのは、人によって効果が異なるものですので、
自分のレベル・目的に合わせて選ぶようにしましょう。
それでは、問題集・参考書の選び方のポイントをまとめておきますので、参考にして下さい。
①目的は何かを考える。
・「授業の復習」「苦手単元の克服」「受験勉強用」など目的を明確にしましょう。
・「授業の復習」⇒教科書準拠のもの、「苦手単元の克服」⇒単元別のもの、
「受験勉強用」⇒受験用(1~3年の復習)のものを選ぶ。
②解答・解説が親切で分かりやすいものを選ぶ。
答えだけしか載ってない問題集等では、出来ない問題が出来るようにはなりません。
出来ない問題を、解答や解説を見ながらできるようにするのが目的ですから、
できるだけ親切なものを選びましょう。
③自分のレベルに合わせたものを選ぶ。
問題集や参考書は最終目標に合わせたレベルのものではなく、
現在の学力に合わせて選びましょう。
最初から難しいものを使っても、なかなか先へ進めることができません。
まず今の自分に合ったレベルのものを一冊終わらせ、次のレベルのものを使うようにしましょう。
④問題集・参考書はそれぞれ一冊ずつ。
問題集や参考書を同じ目的で同時に複数使用するのは、効果的ではありません。
(問題が重複していたり、問題数が多くなりすぎるため)
一冊を完全にマスターしてから次を選ぶようにしましょう。
以上のポイントを押さえ、新学年の学習の準備をしましょう。