2012年12月12日
島根県 時事問題対策
皆さんこんにちは、今月16日には衆議院選挙が行われます。
時期的に見ても、1月~3月の高校入試では出題必須項目となるのではないでしょうか。
今回は、野田内閣の解散から総選挙までの経緯を踏まえつつ、
解散総選挙の流れを押さえていきたいと思います。
①11月16日野田首相が衆院本会議で衆議院の解散を宣言(この時点で内閣は解散しません)
・衆議院の解散は内閣の助言を受けて天皇が行う国事行為の1つと定められています。
・解散権は憲法上の解釈では内閣に存するとなっていますが、事実上、内閣総理大臣の専権事項と
なっているため、『首相の大権』あるいは『伝家の宝刀』などと呼ばれています。
②12月4日公示、12月16日衆議院議員総選挙
・衆議院が解散された場合、その解散日から40日以内に総選挙を行い、
その選挙日から30日以内に特別国会を召集しなければなりません。
・特別国会が召集されると内閣は総辞職せねばならず、国会は改めて内閣総理大臣を指名します。
(ここで現在の内閣は解散となります)
その他、今回の総選挙についてまとめておきますので、きちんと覚えておきましょう。
衆議院の定数は480名。(尚、11月15日に衆議院本会議で可決された議員定数の見直しについては、
今回の選挙では間に合わず、『一票の格差』が是正されないままの総選挙となります)
小選挙区比例代表並立制。小選挙区は選挙区300で定数300。比例区は選挙区11で定数180。
選挙権は満20歳以上の日本国民に与えられ、被選挙権は満25歳以上の日本国民に与えられます。
上記のような内容が高校入試で出題されることが予想されます。
また、今回の選挙以外でも日々の出来事を新聞やニュースでチェックするようにしましょう。