2020年2月6日
センター試験講評②
島根県の皆さん、こんにちは。
今回は、前回に引き続き、センター試験の講評をお伝えします。
理系科目についてです。
【センター試験講評(理系) 】
〇数学ⅠA:難化、平均点も51.89点。全30回のセンターの中でも1・2位を争う低さでした。
共通テストを意識した問題が出題されたため、難しいと感じたのではないでしょうか。
大問1で中2の一次関数(傾きやx切片について)が出題され、大問4では確率ですが、4つのうち正しい2つを選ぶ問題、
大問5で7進数の循環小数表記について出題されました。
問題傾向が大きく変化したが内容としては基礎的な問題だったため落ち着いて解けた生徒と焦ってしまった生徒とで大きく点数が二分したと予想されます。
〇数学ⅡB:平均点は49.05点、例年より少し平均点は低めです。
ⅠAと異なり、従来通りのセンター試験同様の問題で、平均が低いが、問題ボリュームが多かったことに因りそうです。
三角関数・指数対数関数ともに不等式が出題されたことで、苦手な生徒にはきつい内容でした。
「指数対数関数」と「図形と方程式」の融合問題も出題されたが、誘導に沿った考え方が必要です。
数列は隣接2項間漸化式、ベクトルは空間ベクトルと勉強量が不十分なままに臨んだ受験生は
手を付けられなかった単元もあるかと考えられます。
〇理科:各科目によっての平均点にも開きがありました。(得点調整ほどではない)
生物は与えられた条件からの考察といった良く出る問題が多く、やや難化しております。
化学は実験を用いた問題が多いが、計算問題の量は増えておらず、例年並みの難易度。
物理はニホニウムを扱った問題が出題、誘導内の問題にも点数が与えられるため、やや易化。
地学は受験した学生も少ないかと思うが、今までにない題材の問題も多く、難化。
今は二次試験の勉強や私大の入試に向けての勉強を進めていることかと思います。
時間配分や、設問戦略、徹底的な復習を通して、内容理解と自信をつけて、残りの1か月過ごしていきましょう!
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