2012年1月19日
島根県 センター試験終了! 二次試験の対策法
センター試験受験者の皆さん、お疲れ様でした。
まずはほっと一息といったところだと思いますが、すぐに私大入試が本格的に始まり、
約1ヶ月後には国公立の二次試験が実施されます。今年度の受験も大詰めを迎え、
これからが本当の意味でのラストスパートになります。というわけで、今回は
これから私大・国公立二次に向けての対策法についてお話します。
まず、これからの勉強はセンター試験に向けての勉強と違い、科目数がかなり限定されます。
少ない人は1科目、多くても3・4科目の方がほとんどだと思います。少ないからと言って、
これまでより勉強に取り組む時間を少なくできる、ということではありません。
条件は他の受験生も同じですから、後はいかに効率よく他の受験生よりも多く得点することが出来るかが
重要です。特に二次での逆転を狙う方は、一層の努力が必要になります。
では具体的にどのような対策が必要になるか以下を参考にして下さい。
○二次試験対策法○
①赤本を完璧にする
既に志望校の赤本は終えている方も多いと思います。まだの方は、まず赤本を使って
その大学の傾向をつかむと同時に、今後の学習の方向性を決定しましょう。
②不足している知識の補足
赤本に取り組んでみると、その時点で不足している知識が明確になります。
まずは二次試験に必要な知識をしっかりと身につけましょう。
③②の知識を力に変える
センター試験と違い、二次試験の問題は知識だけでは解くことができません。
身に付けた知識を組み合わせたり、応用したりすることで初めて解答に結び付きます。
習得した知識を使いこなせるように繰り返し演習に取り組みましょう。
④減点されない答案の書き方を身につける
国公立の二次試験の多くは記述式を採用しています。採点の仕方は大学・学部にもよりますが、
減点方式をとる大学が多数あります。最終的な答えが合っていても途中で減点されては
思うように点数は伸びません。今できない問題を出来るようにすることも大切ですが、
今できる問題で満点をもらえることはもっと重要で、前者よりも短時間で得点アップが期待できます。
しっかりとした答案が作成できるように練習しておきましょう。
以上が、二次試験の対策法となります。
最後になりますが、『もう十分出来るようになった』からもう一段の努力をすることで、
本当の実力は身に付きます。センター試験で点数が伸びなかった人も諦めず、
もう一段の努力をすることで逆転合格を掴み取って下さい。