2012年3月11日
島根県 学習指導要領改訂で何が変わった?何が変わる?
皆さんこんにちは。
今回は4月からの学習指導要領改訂で、これまでと何がどのように変わり、
それにより勉強の仕方など、どのように対応していけばよいかについて、お送りします。
【英語】
単純に学習語数が現在の900語程度から1200語程度に増加します。
これに伴い、各教科書とも学習語数が増加し、教科書によっては巻末のリストにない語も含めると1800語を超えるものもあります。
また、文法の学習として学ぶことはありませんが、これまで歯止めがかかっていた
「関係副詞」や「関係代名詞のwhat」などが注釈付きで登場するなど、英文自体の難度が上がっています。
更に近年の高校入試の傾向に沿う形で、文章の増量と長文化が見受けられます。
学習する文法内容の増加は見られないので、単純に読解力の強化を目的としたものと思われます。
【数学】
扱われる単元数に変化は見られませんが、扱う例題や問題パターンの分類が増えています。
これまで、現場教師の裁量に任されていた問題などが、教科書に載ることで学校によって学習内容に差が出ないようになっています。
これにより、これまで学習進度によって指導されていなかった問題も全て取り組むことになるので、
学習総量は増加し、より効率的な学習が求められることとなります。
ここまで英数に関して改定内容を簡単に述べてきましたが、他教科も同様です。
以上の改訂に遅れずについていくためには、日々の学習スタイルの確立と効率的な学習法が必要となってきます。
今現在、学習習慣のない人はもちろん、現在のスタイルに限界を感じている方は、
新学年に進級する前に具体的な対策を取るべきだと思います。
トライでは、新学習指導要領に対応した学習プランを用意しております。興味のある方は是非ご相談下さい。