2012年9月10日
島根県 高校入試シリーズ 数学③
みなさん、こんにちは。
今回は、公立高校入試における数学をテーマにした第3回です。
結局のところ、四則計算がしっかりできているか、が数学においてとても重要です。
数学が苦手な場合、まず計算力が足りないことが第1の原因に考えられます。
計算で躓いてしまうと、次のステップである文章題にも自然に苦手意識が生まれてしまいます。
その後、図形問題で楽しさを実感できると挽回のチャンスとなるのですが、
ここでも公式の利用において計算力が求められるので、
せっかく「楽しいかも」と感じた気持も、見事にかき消されてしまうものです。
つまり、数学は、小学生の初歩的な四則計算力が、高校受験、
もしくは大学受験の結果までを左右してしまう原点であるのです。
ということは、みなさんが現在何年生であろうと、
計算力に自信がない場合は、今すぐ計算力の特訓をしなければなりません。
計算力がない状況で難しい公式を理解し、使えるようになったり、
複雑な計算で得点を稼ぐことはできません。
数学において、計算問題は最高の得点源となります。
たかが計算だ、と思って後回しにしていると、いつまでたっても数学が苦手のままでしょう。
勉強の秋のうちに、計算力に自信をつける目標を立てること。
これが数学の大きな第一歩となります。