2012年8月13日
鹿児島県 高校入試 理科シリーズ(第2回)~物理分野編~
今回は鹿児島県公立入試の理科の物理分野についてお話します。
近年の出題の傾向を見てみると、
文章の読解力や表現力、実験結果を踏まえた考察力をはかる問題が増えてきています。
一問一答式の問題集などで用語の意味内容をおさえることが第一段階ですが、
それだけでは中々得点は伸びません。
物理というのは、物事の規則性を考察する分野ですから、
長い問題文の中から必要な条件なり設定なりを整理し、筋道立てて考える力が必要になります。
問題文の長さに根負けしてはいけません。
問題文が長いということは、それだけ考えるヒントが与えられているということなのです。
日頃から、文章を読み取る力や、筋道立てて考える習慣を問題演習の中で育んでいくことが大切です。
鹿児島県では電流に関する問題が多く出題されているので、
まずは電流の単元から取り掛かるのが良いでしょう。