2011年5月14日
【大阪府】公立高校「文理科」入試徹底検証!≪国語編≫
前回、前々回に引続き「文理科入試」の検証結果から、来年度入試の対策を公開します!
今回は、勉強の仕方が分からないという方が多い国語です。
勉強方法の一助となれば幸いです。
◎国語
【問1】長文読解…小説問題。主人公の心情が問われる選択問題。
【問2】長文読解…論説問題。漢字読み書き。文章中の空欄補充問題。記述式問題。
【問3】詩の鑑賞文…詩の空欄補充問題。鑑賞文読んで答える問題。
【問4】古文…主題や内容をを問う問題。傍線部の意味を問う問題。※記述問題あり。
☆来年度の国語対策☆
漢字の書き取りは、同音異義語(例:「創造と想像」など)も出題されるので、漢字問題集で同音異義語を2つまたは3つをセットにして、ことばの意味と一緒に覚えると一石二鳥です!
小説文は心情を表す表現を読解する力が求められます。主人公と登場人物の立場を考えながら読む癖をつけると、主人公の言動に隠された意味が見つけやすくなります!
詩歌の問題は、基礎知識を備えた上で、多くの問題にあたっておくことが大事です。
国語は全体を通じて量が多く解答に時間がかかるため、【問1】【問2】の長文問題で時間短縮できるように訓練が必要です。何度も読み返さなくてもいいように、同じような意味を持つ単語が出てきたら丸印を付けたり、「こ・そ・あ・ど言葉」に線を引いたりしながら、「手で読む」訓練が効果的です。