教育プランナーブログ

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夏休みの宿題で相談が多いのが、「読書感想文」。

何を読んだらいいか分からない、読み方が分からない、書き方が分からない・・・

本を読んで文章を書くため1日では仕上がらないので、余裕をもって取り組む必要があります。

 

今回は、読書感想文に悩んでいる皆様のために、「選び方」「読み方」「書き方」を参考までにご紹介します。

 

「本の選び方」

①読みやすい本を選ぶ

興味があることや好きなモノにまつわる文章は、活字だらけの小説でもイメージがつきやすいので、読みやすく、早く読めます。探してみてください。

(例)動物、スポーツ、海、山、学校、友達、ゲーム、魚、パソコンetc.

 

②映画・ドラマ化されている物語を選ぶ

登場人物の人間関係や背景などは映像の方が分かりやすいので、映像を観てから小説を読む、または小説を読んでから映像を観るとイメージがつきやすくなります。

ただし、登場人物の心情(心の動き)は小説の方が描写が丁寧で掴みやすいので、映画だけ観て「読書感想文」を書くことはしない様に!

 

③途中で読むのをやめる勇気も時には必要

読んでいて難しいと感じた場合は、途中で読むのをやめて本を取り換えたほうが結果的に早くいいものが出来上がることがあります。

せっかく読み始めたのにもったいない、という気持ちは分かりますが、やめる勇気も必要だと心に留めておいてください。

 

 

「本の読み方」

①ただ読むのではなく、考えながら読む

登場人物がなぜそんなことを言ったのだろう、自分ならこうするだろうな、など登場人物の気持ちや自分の考えを持ちながら読むと楽しく読めますし、感想文を書きやすくなります。

 

②書きながら読む

①の続きにもなりますが、気になったページや文章に線を引いたり、ページの端を三角に折り曲げて(ドッグイヤーと言います)印をしておくと、そこは感想文に盛り込むべき箇所なので、読み返しがしやすくなります。

 

 

「読書感想文の書き方」

①書きたいことをまとめる

読んでいる時に印をつけたページや文章を書きだして、まとめることがまず大事です。その上で、流れを組みたてます。

 ・本を選んだ理由

 ・書きだし 

 ・感動したこと、ビックリしたこと

 ・自分だったらどうするか

 ・結びの文

 

②タイトルを決める

「○○を読んで」というタイトルよりも、自分の考えが伝わるようなタイトルにしてみましょう。浮かばない場合は、文章を書き終えてから、ピッタリのタイトルをつけてみましょう。

 

③書きだしを工夫する

いよいよ書き始めます。書きだしはとても重要なので、インパクトがある書きだしをしてみましょう。

「登場人物に呼び掛けるように書く」

「本を選んだ理由を書く」

「心に残った文章を書く」

など。

 

④あらすじで字数を稼がないようにする

原稿用紙○枚以上、○字以上という指定があるので、あらすじを書いて字数を稼いでしまいがちですが、これは最もやってはいけないことです。

字数が足りない時は、内容をふくらませるとよいです。

例えば、登場人物と自分や家族と比べてみる、自分の実際に体験したエピソードを盛り込む、本を読む前と後で自分の考えがどう変わったかを書く、など。

 

⑤自然な結びの文章で締めくくる。

自分が一番伝えたいことを書いて、その本に出会った感想を書いて締めくくるとよいでしょう。

また、初めて知ったことや自分の生活の中で役立てたいことを添えるのも自然です。

 

 

最後は読み直しをして、誤字や意味が分からない文章がないかをチェックして、完成です。

 

早めに取りかかって、夏休みの最後で苦しまないようにしましょう!

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