2011年9月16日
大阪府公立高校入試 理科①物理分野の傾向と対策
数学の傾向と対策は参考になりましたか?
本日からは、高校入試の理科編を計4回にわたりアップしていきます!
まず初日は、物理です。
物理の分野と言えば、計算力が必要な問題が多く、数学が苦手な人にとっては、とっつきにくい単元となります。
また、基礎知識をきっちり覚えていないと解けない記述形式の問題 が多いのも単元の特徴となります。
過去の出題内容を見ていくと、
23年度:圧力(前期)・電流回路、電流と発熱(後期)
22年度:運動、力学的エネルギー(前期)・音、光(後期)
21年度:力学的エネルギー(前期)・電流と磁界(後期)
20年度:光(前期)・力、圧力、運動、力学的エネルギー(後期)
19年度:運動、力学的エネルギー(前期)・電流と磁界(後期)
といった、出題傾向にあります。
いずれの内容も、表やグラフからの思考力と計算力を問う問題がよく出題されています。
計算が合っているだけでは点数に結びつかないため、基礎知識を活かした応用力をつけておくことが重要です。
また、前期と後期を比較すると、
前期は「力」や「エネルギー」についての出題が多く、
後期は「電流と磁界」についての出題が多い傾向にあります。
さらに、前期で出た単元は、後期では出ない可能性があります。
自分は後期しか受けないから、前期には興味がないから関係ない。
ではなく、どの問題が出ているのか?を把握するために目を通しておくことをオススメします。
次回は、「高校入試 理科②化学分野の問題」についてご案内します。