2011年11月26日
大阪府 冬休み前の勉強方法【高校受験編】
今回は大阪府内で、高校受験を志している全中学生へ、冬休み前の有効的な勉強法をお話し致します。
まず、いまの学年によって、冬休みに勉強する内容が変わってきます。
【中学3年生】
志望校に合わせた勉強を第1に行うべきです。
例えば、第1志望が私立高校で、試験科目が英語・数学・理科のたったの3科目だったと仮定します。
この冬に勉強するのは、受験科目の英・数・理ですね。
・過去問をもう演習し終わっている人。
似た出題傾向をするところが、データーとしてトライには保管されています。
似た出題傾向の所を試験時間内に解き終わる訓練をしていきましょう。
・まだ過去問が終わっていない人。
すぐに取り掛かりましょう。まだ間に合います。
冬休み前に過去問を演習し、冬休みには出来なかったところの総復習や、
類似問題の出題される他校や他府県の入試をやっておきましょう。
目標の合格点は、トライにデーターが有ります。
私立高校なら学校ごとに、大阪府内のすべての公立高校の入試最低点を控えてあります。
「基準点-内申点=合格の為に取らなくてはならない点数」です。
【中学2年生】
中学3年生に来年の春になります。つまり、来年の春にはもうすでに受験生になってしまいます。
受験生になってからあわてて志望校を選択したり、あわてて塾へ行ったり、家庭教師を頼んだりしています。
今から、中学3年に成ってからのスケジュールを作っておきましょう。
冬休みになってから、中1、中2の総復習ですね。
じつは、高校入試の60%~70%は中3の学習範囲ですが、30%くらいは中1と中2の学習範囲から出題されているのです。
社会科の進度が学校によって異なる事を考えれば、当然ですよね。
学校の指導スタイルが、
・ π型 : 地理と歴史は中1より同時並行で学習し、中3学年に公民を学習する形式なのか、
・ 座布団型 : 中1に地理、中2に歴史、中3に公民を学習する形式なのか、
・ 鳥居型 : 中1から中2にかけて地理と歴史を学習し、途中で公民的分野を補助的に学習し、中3に改めて公民を学ぶ形式と、
学校によって学習している内容が異なるのですから、中1や中2の範囲が出題されてしまいます。
その復習を中3になってからは、忙しくてそんな時間はありません。今のうちに、中1と中2の総復習をやりましょう。
【中学1年生】
中2になって困らない為の中2の予習の方へ時間を掛けて下さい。中1の復習はまたする時間があります。
学習指導要領が変わるので注意!
①社会はとくに、「知識」から「問題解決への思考力」が問われるようになります。
②理科では、「力学的エネルギー」「原子の成り立ちとイオン」が追加されます。
③「化学変化とイオン」が無くなります。
④「遺伝の規則性」(現・高1学習範囲)「月の運動と見え方」(現・小6学習範囲)が中学生の学習範囲に変わります。