2012年6月30日
大阪府 高校入試 数学シリーズ(第1回)~証明問題~
期末テストが終わると夏休みです。
受験生にとっては、ここで浮かれるわけにはいきません。
最後の夏!!
部活も大詰めかと思いますが、この夏に弱点克服をしっかりした人、
していない人の差は、毎年9月の実力テストで明らかになります。
忙しい中でやるべきこと。
それは入試に出る、しかも配点の高い単元でしっかり点数がとれるようにする、効率のいい勉強です。
数学第1回は『証明問題』です。
証明問題には合同と相似の2種類があります。
そして、「苦手」と言っている子たちには共通している点があります。
「条件を覚えていない」
証明問題は、問題を解いて答えを導き出すという通常の数学の形式ではなく、
先に答えがあり、そこへたどり着くまでの道筋を説明する形式となっています。
つまり、図形の性質をきちんと理解できているかを確認する総合問題といえます。
どの道をたどれば、事前に教えられている答えにたどり着くのか。
そのヒントになるのが『条件』です。条件は地図のようなイメージですね。
地図を持たずに出かけてしまっては迷子になりますよね。
条件を覚えたら、そこからやっと問題に取り組みます。
何度も何度も、ゴールにたどり着く道を覚えるまで取り組みます。
証明問題は、条件を覚えて、練習をすれば必ず点数の取れる単元です。
トライでは、夏休みに証明問題必勝コースとして、10時間パックをお勧めしています。
この夏、いつもと同じ夏にするのか、それとも1対1でじっくり取り組み、
確実に点数を上げる夏にするのか、勝負は期末テスト後に始まります。
期末テストが終わったら、入試に出る単元をしっかり押さえて、9月の実力テストで差をつけましょう!