2012年8月15日
大阪府 高校入試 社会シリーズ(第3回)~地理・公民~
前回の歴史編に続き、今回は地理・公民について
大阪府高校入試の問題の出題範囲や、それに合わせた勉強法を挙げてみようと思います。
まずは出題範囲の傾向について。
地理・・・
ここ3年、毎年出題され、問題数も2問ないし3問以上出題されているのが
「日本のすがた」と「日本の産業」の分野です。
そして、問題数は少ないが毎年出題されているのが「世界のすがた」です。
その他の分野は毎年出題にばらつきがあり、絞りきることはできませんが、
「さまざまな面からみた日本(結びつき)・(生活文化)」の単元については、
ここ3年は全く出題されていないので意識しなくてよいと言えるでしょう。
公民・・・
公民では「現代社会」のみここ3年まったく出題されておらず、その他は、「国際社会」が
出題はされるが問題数が少なめということが言えますが、
「経済」、「政治」、「人権」の単元は、2問ないし3問以上の出題があり、
どれも手を抜けない分野だといえます。
では、どのように対策していけばよいのでしょうか。
公民・・・
歴史と同じく、しっかり流れを把握することと、用語を覚えることです。
公民も年代に関する出題があるので、起こった出来事の順番を覚えることが必要になる上に、
関連付けることで用語が覚えやすくなります。
地理・・・
まず地図をしっかり覚えることがなんといっても大事です。
もちろん教科書を読んで書くことも大事ですが、
できるだけ普段から地図帳を見れるようにしておき、何気ない会話やテレビを見ていて
県名や国名がでてきて、どこにあるのかわからなければ、必ず地図帳で調べるようにしましょう。
このように自分で調べると頭にも残りやすくなり、勉強の効率も上がると思います。
歴史編の時には書きませんでしたが、歴史・地理・公民を混ぜて出題をしてくる場合もあるので、
例えば、歴史の勉強中に公民で見たことがある用語などがでてきた時は、
しっかりチェックするようにしましょう。
忙しい毎日が続くと思いますが、ここを乗り切って目標達成にむけてがんばりましょう!