2013年1月16日
大阪府 府立高校過去問活用法
<過去問活用法>
「過去問は最低3回は解こう!」と言われますが、なぜでしょうか?
×答えを覚えるため
×何点とれたか記録するため
〇入試本番のシュミレーションをするため
では、どうすれば過去問を上手く活用できるのか、
今から入試までの期間を2つに分けてみましょう。
Ⅰ.インプットの時期 ⇒ 頭の中 ⇒ Ⅱ.アウトプットの時期
Ⅰ.インプットの時期にすべきこと
・過去問のコピー5年分を3枚ずつ、解答用紙は4枚ずつコピーします。
・コピーした解答用紙に配点を書き込みます。
・家庭教師の先生と一緒に目標合計点と、各教科の得点配分を決めましょう。
注)難易度の高い教科から目標配分点を決めましょう。
大阪府は数学と理科の平均点が毎年低いため、高得点を狙うことが難しいという傾向があります。
難しい数学と理科でまず何点とれそうかを決め、その他の教科で何点カバーすべきかを考えます。
●前期試験の場合
・・・難易度の高い①数学→②英語→③国語の順に決めていきましょう。
例)目標:半分の75点/150点満点
①数学15点/50点 → ②英語:30点/50点 → ③国語30点/50点
●後期試験の場合
・・・難易度の高い①数学→②理科→③英語→④国語→⑤社会の順に決めていきましょう。
注)過去問は各教科80点満点ですが、今年度の入試は各教科70点満点に変わります。
・過去5年分の過去問を解いてみましょう。
・自分がどの教科のどの大問で何点分正解でき、後プラス何点をどの問題で得点すべきなのか、
家庭教師の先生と一緒に決め、授業と宿題で攻略すべき単元の猛特訓を行いましょう。
Ⅱ.アウトプットの時期にすべきこと
・時間配分を、家庭教師の先生と一緒に決めましょう。
・白紙の解答用紙を見て、得点配分と時間配分を繰り返し言えるようにしましょう。
・過去問の2回目、3回目を解いてみましょう。
入試問題のシュミレーションが出来るようになれば、問題がぐんと解きやすくなります!
早速今日から実践してみましょう!